屋根に用いられるステンレス鋼板とはどんなもの?

ステンレス鋼板を使用した屋根に関するさまざまな情報を紹介します。この素材を使用した屋根は金額は高いのですが、金属屋根の中では耐用年数が一番長く設定されています。ステンレス鋼板屋根を知らない方でもステンレスが錆びに強いことはご存知でしょう。国内ではこの屋根は珍しくあまり普及していませんが、お求めやすい価格になれば、主流となることは間違いありません。そこで今回は、ステンレス鋼板屋根の特徴やメリット・デメリット、料金などを紹介しますので参考にして下さい。

 

1. ステンレス鋼板の特徴を紹介します

ステンレス鋼板を使った屋根の特徴はサビに強いことと軽いことです

ステンレス鋼板屋根 特徴 この素材を使用した屋根の特徴で最初に紹介するのは、初期費用の高さです。屋根に使用する素材の中でもトップクラスの価格ですので、ガルバリウム鋼板やトタンと比較すると3倍以上になることもあります。 しかしながら、耐用年数は50年と金属屋根の中では一番長く、25年から30年おきに葺き替える必要がありませんので、50年から100年スパンで考えるとコストパフォーマンスが高いと言えます。 ステンレス鋼板屋根はサビに強いことも特徴の一つです。自然の雨や潮風に晒されると金属は酸化するのですが、ステンレスの場合は成分であるクロムが鉄よりも先に酸化し、表面上に薄い被膜を作り内部の鉄が酸化するスピードを抑えてくれます。 またこの屋根の重量は瓦の約3分の1とされていますので、地震の際にも家屋に負荷がかかりづらく、倒壊のリスクを少なくすることが出来ます。 この屋根材には優れた特徴が多くあるのですが、専門業者はおすすめして来ないでしょう。その理由としては加工が難しいため工期が長くなる、値段があまりにも高いため、成約まで至らないケースがある、といったことろです。屋根には素材により様々な特徴がありますので、リフォームする際はステンレス鋼板だけでなく様々な種類と比較して決めましょう。

 

2. ステンレス鋼板を使った屋根のメリット

ステンレス鋼板を使用した屋根のメリットを分かりやすく紹介します

ステンレス鋼板屋根 メリット この素材を使った屋根のメリットで最初に紹介するのが重量です。ステンレス鋼板は瓦やガルバリウム鋼板と比較して重さが1/3から1/5しかありません。軽いということは普段から家屋に負担をかけないばかりか、地震の時に倒壊するリスクを減少させることが出来ます。 次に紹介するメリットは耐用年数の長さです。瓦と比べると短いですが、金属屋根の中では一番長く50年となっており、メンテナンスも20年に一度でいいですから、トタン屋根と比較するとランニングコストを大幅に少なくすることができます。 そしてステンレス鋼板屋根最大のメリットが防錆性と耐腐食性です。クロムやニッケルと鉄を合わせて作られているステンレス鋼板は、他の金属と比較して圧倒的にサビを防ぐことが出来ます。設置から10年くらい経過すると表面が赤茶色になることがありますが、表面が錆びているだけで侵食されているわけではありません。 この屋根は潮風が常に吹いている海沿いの家におすすめです。ステンレス鋼板屋根には数種類(sus304、sus316など)のグレードがありますので、設置する際は見積もり時に業者に相談して下さい。定期的なメンテナンスを怠ってしまうとせっかくのメリットが台無しですのでご注意下さい。

 

3. ステンレス鋼板を使った屋根のデメリット

ステンレス鋼板を使用した屋根のさまざまなデメリットを紹介します

ステンレス鋼板屋根 デメリット この屋根材のデメリットで最初に紹介するのは、傷に対して弱いことです。ステンレスは薄くて軽いのが特徴ですが、その分強風などで飛んできた石やプラスチックなどがあたるとすぐに傷がつきます。そのまま放置していると傷の部分から腐食が始まり、あっという間にサビに覆われてしまうことに。特に台風は要注意ですので通過したあと屋根のチェックをすることをお勧めします。 次に紹介するデメリットは費用が高いことです。詳しくは次項で説明しますが、ステンレス鋼板屋根の葺き付け費用はガルバリウム屋根の約3倍にもなります。また種類によって値段が大きく異なりますので、それ以上の差になることも。いくら長期的に見ればお得と言っても初期費用は一度に支払うことになるので大変です。 第三のデメリットは遮音性と断熱性です。近年では遮音や断熱に配慮したステンレス鋼板屋根が販売されていますが、それでも瓦と比較すると雨音が聞こえやすくなっています。 この屋根材のデメリットとして最後に紹介するのは、施工してくれる業者の少なさです。ステンレス鋼板屋根を取り扱っている業者はたくさんありますが、現場での切断や溶接などの加工が難しいのでどの業者でも受けてくれるわけではありません。実際に依頼する際は見積書の価格と施工実績の有無で判断して下さい。

 

4. ステンレス鋼板屋根の料金はいくら?

ステンレス鋼板屋根の葺き付け料金は高額!!時には300万円を超えることも

ステンレス鋼板屋根 料金 この素材を使用した屋根の料金は300万円を超えることが普通にあります。例えば30坪の住宅の場合でしたら、屋根の面積が55㎡から64㎡ですので、ステンレス鋼板代594,000円から691,200円、屋根の下地代が38,500円から44,800円、軒先の水切り代が100,000円から120,000円、ラーチ打ち増し代が121,000円から140,800円、その他の料金として雪止め費用、古い屋根材の撤去及び廃棄費用、足場建設設置の費用、事務費などが加算され合計すると120万円前後になります。 上記の例えでは、1㎡あたり10,800円のステンレス鋼板を使用した計算になっており、ここが15,000円になると自ずと全体の料金も上がります。いざステンレス鋼板屋根にしようと古い屋根を剥がしてみると下地が腐っていた時はさらに料金が上がります。 この屋根に関する料金は依頼する業者によって出張費や見積もり費が発生したり、現場で追加工事をすると加工費を請求されることもあります。中にはこちらが屋根やステンレスの知識がない事を利用して法外な料金を請求してくる業者も一部には存在しますので、インターネットなどである程度の相場を把握してから業者に見積もりを依頼して下さい。

 

5. ステンレス鋼板屋根のまとめ

ステンレス鋼板屋根に関するさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい

ステンレス鋼板屋根 まとめ この屋根に関しての情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。 ステンレス鋼板屋根は初期費用は高いものの、サビや腐食に強く頻繁なメンテナンスが必要ないため、ランニングコストは安くなり、長い目でみればお勧めと言えます。ただし施工経験が豊富な会社が少ないので、依頼する際は慎重な業者選びが必要です。 今回の情報が屋根選びのお役に立てれば幸いです。

 

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