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テレビアンテナ工事の費用相場はいくら?料金の内訳と業者の選び方を解説

公開日:2026.7.30
テレビアンテナ工事の費用相場はいくら?料金の内訳と業者の選び方を解説

「テレビアンテナ工事の費用はいくらだろう」「業者によって料金が違うけど、どこに頼めばいいのかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

アンテナ工事の費用はアンテナの種類や設置環境によって異なるため、相場を把握しないまま業者に依頼してしまうと、不必要な追加費用が発生したり、悪質な業者にあたったりしてしまうリスクがあります。

そこでこの記事では、地デジ・BS/CSアンテナの設置費用や修理・交換の料金相場はもちろん、費用が高くなるケースや信頼できる業者の選び方まで幅広く解説します。

アンテナ工事を検討している方が知っておくべき情報を網羅しているので、業者に依頼する前にぜひ参考にしてみてください。

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アンテナ工事の費用相場

見積書と電卓の画像

アンテナ工事の費用はアンテナの種類・設置場所・建物の構造によって異なります。以下の費用はあくまで目安であり、実際の費用は現地調査後にアンテナ工事事業者から提示される見積もりで確認しましょう。


  • 地デジアンテナ工事の費用相場は16,500円〜
  • BS・CSアンテナ工事の費用相場は16,500円〜
  • 4K・8K対応アンテナ工事の費用相場は16,500円〜
  • アンテナ交換の費用相場は8,800円〜
  • ブースター・配線工事には16,280円〜の追加費用がかかる

それぞれ詳しく解説していきます。


地デジアンテナ工事の費用相場は16,500円〜


地デジアンテナの新設工事費用は16,500円〜が目安です。アンテナの種類や設置環境によって費用が異なります。

各アンテナ工事事業者の費用の目安は、以下の通りです。


アンテナ工事事業者八木式アンテナ(税込)デザインアンテナ(税込)
事業者A16,500円〜16,500円〜
事業者B24,200円〜24,200円〜
事業者C18,480円〜25,080円〜
事業者D44,000円〜44,000円〜

※金額は当社調べ(2026年7月時点の主要アンテナ工事事業者の公表価格を参考)

アンテナの種類や設置場所によって費用が変わるため、まずは複数のアンテナ工事事業者に相見積もりを依頼して比較しましょう。


BS・CSアンテナ工事の費用相場は16,500円〜

BS・CSアンテナの設置工事は、アンテナ本体代・設置部品一式・配線工事・チャンネル設定込みで16,500円〜が目安です。設置環境や建物の構造によって費用が異なります。

各アンテナ工事事業者の費用の目安は、以下の通りです。


アンテナ工事事業者BS・CSアンテナ 2K(税込)
事業者A16,500円〜
事業者B17,380円〜
事業者C31,100円〜

※金額は当社調べ(2026年7月時点の主要アンテナ工事事業者の公表価格を参考)


設置環境によって費用が前後するため、現地調査の際にアンテナ工事事業者へ設置可能な場所と費用の内訳を確認しておきましょう。


4K・8K対応アンテナ工事の費用相場は16,500円〜


4K・8K放送はBS・CS経由の衛星放送で視聴できる放送規格です。4K・8K対応アンテナ工事の費用は16,500円〜が目安ですが、アンテナ工事事業者によって異なります。費用に差が出る主な理由は、4K・8K放送を視聴するにはアンテナ本体だけでなく、ケーブル・分配器(アンテナからの電波を複数のテレビに分ける機器)・ブースター(アンテナが受信した弱い電波を増幅してテレビに届ける装置)もすべて4K・8K対応品に交換する必要があるためです。既存設備がある場合は、事前にアンテナ工事事業者へ「何を交換する必要があるか」を確認しておきましょう。

各アンテナ工事事業者の費用の目安は、以下の通りです。


アンテナ工事事業者BS・CSアンテナ 2K・4K・8K(税込)
事業者A16,500円〜
事業者B22,880円〜
事業者C31,100円〜

※金額は当社調べ(2026年7月時点の主要アンテナ工事事業者の公表価格を参考)


既存設備の交換が必要かどうかで費用が大きく変わるため、現地調査前に「どの機器が4K・8K非対応か」をアンテナ工事事業者に確認したうえで見積もりを依頼しましょう。


関連記事:4K放送を見るには?必要なアンテナや設備・工事費


アンテナ交換の費用相場は8,800円〜


アンテナ交換の費用は、アンテナの種類や設置状況によって異なります。修理か交換かを判断する際は、設置から10年を目安にするとよいでしょう。これは国税庁が定めるアンテナの法定耐用年数(資産としての使用可能期間の目安)に基づく年数です。10年以上使用しているアンテナは、修理よりも交換のほうが長期的なコストを抑えられるケースがあります。


参照元:e-Gov法令検索「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」


主要なアンテナ工事事業者の調査では、アンテナ交換の費用は8,800円〜が目安です。
※金額は当社調べ(2026年7月時点の主要アンテナ工事事業者の公表価格を参考)


既存アンテナの状態や設置場所によって費用が異なるため、交換前にアンテナ工事事業者へ現地調査を依頼し、修理と交換どちらが適切かも合わせて確認しましょう。


ブースター・配線工事には16,280円〜の追加費用がかかる


ブースター(アンテナが受信した弱い電波を増幅してテレビに届ける装置)の設置や配線工事が必要な場合、アンテナ工事とは別に16,280円〜の追加費用がかかります。電波が弱い地域や複数台のテレビを使用する住宅では、ブースターの設置が必要になるケースがあるためです。

各アンテナ工事事業者の費用の目安は、以下の通りです。


アンテナ工事事業者UHFブースター(税込)UHF・BS・CS混合ブースター(税込)
事業者A16,500円〜
事業者B22,000円〜27,500円〜
事業者C16,280円〜
事業者D16,500円〜

※金額は当社調べ(2026年7月時点の主要アンテナ工事事業者の公表価格を参考)

ブースターが必要かどうかは自宅の電波状況によって異なるため、アンテナ工事事業者に現地調査を依頼したうえで判断してもらいましょう。


関連記事:テレビブースター交換費用はいくら?交換時期の目安と業者依頼

アンテナの種類と費用の違い

八木式アンテナの画像

地デジやBS・CS(衛星放送)を視聴するためのアンテナには、設置環境や目的によっていくつかの種類があります。アンテナの種類によって受信性能・外観・費用が異なるため、自宅の電波状況や設置場所に合ったアンテナを選ぶことが重要です。


  • 受信性能を重視するなら八木式アンテナ
  • 外観をすっきり見せたいならデザインアンテナ
  • 性能とデザイン性を両立したいならユニコーンアンテナ
  • 衛星放送を視聴したいならBS・CSアンテナ

それぞれ詳しく解説していきます。


受信性能を重視するなら八木式アンテナ


八木式アンテナは、魚の骨のような形をした地デジ受信用の屋外アンテナです。屋根上など高い位置に設置されることが多く、周囲の建物や障害物の影響を受けにくいため、電波が弱い地域でも受信環境を整えやすい特徴があります。

次のいずれかに当てはまる場合は、八木式アンテナの設置が向いている可能性が高いです。


  • 電波が弱い地域で地デジを視聴したい
  • 山間部や住宅密集地でテレビの映りを安定させたい
  • 住宅の外観よりも受信性能を優先したい
  • できるだけ費用を抑えて地デジアンテナを設置したい

また、八木式アンテナは素子数(アンテナに取り付けられた電波を受信するための金属の棒の本数のこと)によって受信性能が変わります。一般家庭では14素子(金属部分が14本のタイプ)や20素子(金属部分が20本のタイプ)が多く使われており、一般的に数字が大きいほど電波を受信しやすくなります。

一方で、八木式アンテナは屋根上に設置するケースが多く、台風や強風で倒れるリスクがある点に注意が必要です。外観も目立ちやすいため、住宅の見た目を重視する場合はデザインアンテナやユニコーンアンテナも検討しましょう。


外観をすっきり見せたいならデザインアンテナ


デザインアンテナは、薄型の箱のような形をした地デジ受信用のアンテナです。壁面や屋根裏などに設置できるため、八木式アンテナよりも目立ちにくいです。

次のいずれかに当てはまる場合は、デザインアンテナの設置が向いています。


  • 新築住宅の外観を損ねたくない
  • 屋根上にアンテナを設置したくない
  • アンテナをできるだけ目立たせたくない
  • 強電界〜中電界地域(電波が比較的届きやすいエリア)に住んでいる

デザインアンテナの受信性能は、八木式アンテナの20素子タイプと同程度を基準としており、電波の強い地域から中程度の地域での使用に適しています。

一方で、電波の弱い地域では受信が不安定になる可能性がある点に注意が必要です。アンテナの設置前にアンテナ工事事業者の現地調査で自宅の電波状況を確認し、デザインアンテナが適しているかどうかを判断してもらいましょう。


関連記事:デザインアンテナとはどんなの?用途や取り付けにかかる費用相場などをご紹介!


性能とデザイン性を両立したいならユニコーンアンテナ


ユニコーンアンテナは、2017年に登場した直径約14cmのポール型地デジ受信アンテナで、2018年にグッドデザイン賞を受賞しています。360°どの方向から見てもすっきりとしたフォルムのため、住宅の美観を損ないにくい点が特徴です。

次のいずれかに当てはまる場合は、ユニコーンアンテナの設置が向いています。


  • 受信性能と外観デザインを両立したい
  • 台風や強風が多い地域に住んでいる
  • 屋根上にアンテナを設置したいが外観も気になる

また、屋根上に設置するため八木式アンテナに近い受信感度が得られ、受信性能は強・中電界地域に対応しており、屋根上への設置により良好な受信環境を得やすいのが特徴です。円柱形のポール型形状のため風を受け流しやすく、台風・強風時の耐久性にも優れています。

一方で、八木式アンテナと比べて費用がやや高くなる場合があります。電波の弱い地域(弱電界地域)では受信性能が不足する場合もあるため、アンテナ設置前にアンテナ工事事業者の現地調査で電波状況を確認しておきましょう。


参照元:グッドデザイン賞 地上デジタル放送用UHFアンテナ


衛星放送を視聴したいならBS・CSアンテナ


BS・CS放送を視聴したい場合は、地デジアンテナとは別途、BS・CSアンテナの設置が必要です。BS・CSアンテナとは、お皿型(パラボラ型)の形状をした衛星放送受信専用のアンテナです。BS(放送衛星)はNHK-BSや民放BSなどの衛星放送を、CS(通信衛星)はスカパーなど多チャンネルの有料放送を受信します。

次のいずれかに当てはまる場合は、BS・CSアンテナの設置を検討しましょう。


  • NHK-BSや民放BSなどの衛星放送を視聴したい
  • スカパーなどの多チャンネル有料放送を楽しみたい
  • 地デジ以外の放送コンテンツを視聴したい

BS・CSアンテナは、衛星からの電波を受信するためにアンテナを南西方向へ向けて設置する必要があります。南西方向に建物や障害物がある場合は、設置できる場所が限られるケースもあるため注意が必要です。

また、衛星からの電波は雨粒に吸収・反射されやすい特性があり、豪雨の際には受信が乱れる場合があります。大雪の際にはアンテナへの積雪によって受信が妨げられることもあります。アンテナ設置前に、南西方向の障害物の有無をアンテナ工事事業者に確認してもらったうえで設置場所を決定するのがおすすめです。

アンテナ工事の費用が高くなるケース

住宅の屋根に設置されたBS・CS用パラボラアンテナの画像

アンテナ工事の費用は、基本的な設置工事費に加えて、建物の構造や設置環境によって追加費用が発生する場合があります。

費用が高くなる主なケースは以下の4つです。


  • 屋根上など高所作業が必要な場合は費用が高くなる
  • 電波状況が悪い場合はブースター設置が必要になる
  • 既存アンテナの撤去や配線工事が必要な場合は追加費用が発生する
  • 設置場所や建物の構造によって工事内容が変わる

それぞれ詳しく解説していきます。


屋根上など高所作業が必要な場合は費用が高くなる


屋根上への設置が必要な場合、高所作業費が別途発生するケースがあります。高所作業とは、地上から一定の高さ以上での作業のことで、専用の安全器具や技術が必要です。

特に以下のような条件に当てはまる場合は、追加費用が発生します。


  • 3階建てや急勾配の屋根など、作業難易度が高い建物への設置
  • 命綱やヤネロップ(屋根上で作業者が墜落しないよう命綱を固定するための墜転落防止器具)の設置が必要な場合
  • 足場の組み立てが必要な場合

アンテナ工事をアンテナ工事事業者に依頼する際は、見積もり依頼時に「高所作業費が発生するか」を事前に確認しておきましょう。


電波状況が悪い場合はブースター設置が必要になる


電波が弱い地域や住宅密集地では、ブースター(アンテナが受信した弱い電波を増幅してテレビに届ける装置)の追加設置が必要になる場合があります。山間部や周囲を建物に囲まれた住宅密集地では、電波の受信感度が弱くなりやすく、ブースターなしでは映像が乱れたり映らなくなったりするケースがあるためです。

ブースターが必要かどうかは現地の電波状況によって異なるため、無料見積もり時にアンテナ工事事業者へ現地調査を依頼し、費用の目安を事前に把握しておきましょう。


既存アンテナの撤去や配線工事が必要な場合は追加費用が発生する


アンテナを交換する際、既存アンテナの撤去・処分が必要な場合は、交換工事とは別に費用が発生します。屋根上に設置された八木式アンテナを撤去する場合は高所作業が伴うため、撤去・処分料金とは別に高所作業代や出張費などが追加されるためです。
どの費用項目が発生するかは業者や自宅の構造によって異なるため、事前に見積もりで内訳を確認しましょう。


また、新規配線や壁への穴あけが必要な場合も追加費用の対象となります。工事依頼前にアンテナ工事事業者へ撤去・配線工事が必要かどうかを確認し、見積もりに内訳が含まれているかを必ず確認しましょう。


関連記事:アンテナ撤去にかかる費用とは?費用を抑えるコツも解説


設置場所や建物の構造によって工事内容が変わる


アンテナ工事を依頼する際、建物の構造や立地条件によって作業内容が異なるため、同じアンテナを設置する場合でも工事費用が大きく変わることがあります。実際の費用はアンテナ工事事業者の現地調査後でないと確定しません。

主な費用変動の要因は、以下の通りです。


  • 屋根上・壁面・ベランダ・屋根裏など、設置場所によって作業難易度が異なる
  • 2階建てと3階建てでは高所作業の難易度に差があり、費用にも影響が出る
  • コンクリート壁への設置など、建物の構造によっては特殊工事が必要になる場合がある

費用は建物構造や電波状況により前後するため、複数のアンテナ工事事業者に相見積もりを依頼したうえで工事業者を選ぶのをおすすめします。

アンテナ工事の流れ

アンテナ設置場所を確認する作業員2人の画像

アンテナ工事を依頼する際は、問い合わせから支払い・保証確認まで6つのステップで完了します。各ステップで確認すべきポイントを事前に把握しておくことで、工事後のトラブルを防ぎやすくなります。

主なステップは以下の通りです。


  1. STEP1:アンテナ工事事業者へ問い合わせる
  2. STEP2:現地調査を依頼する
  3. STEP3:見積もり内容を確認して契約する
  4. STEP4:アンテナ工事開始
  5. STEP5:テレビの映りと動作を確認する
  6. STEP6:支払いと保証内容を確認して完了

それぞれ詳しく解説します。


STEP1:アンテナ工事事業者へ問い合わせる


アンテナ工事の最初のステップは、アンテナ工事事業者への問い合わせです。多くのアンテナ工事事業者が電話・Webフォームの両方で問い合わせを受け付けており、問い合わせ時に設置場所・建物の種類・希望する設置場所(屋根上・壁面・屋根裏など)を伝えると、スムーズに対応してもらいやすくなります。


アンテナ工事事業者によって費用や工事内容が異なるため、1社だけでなく複数のアンテナ工事事業者に相見積もりを依頼するのがおすすめです。


STEP2:現地調査を依頼する


問い合わせ後は、アンテナ工事事業者による現地調査を依頼します。多くのアンテナ工事事業者が無料で対応しており、現地調査では電波測定(アンテナで受信できる電波の強さを専用機器で計測すること)・設置場所の確認・建物構造の確認の3点を中心に調査が進みます。

所要時間は1時間程度が目安で、現地調査で確認される主な内容は以下の通りです。


確認項目内容
電波状況受信できる電波の強さを測定し、ブースター(アンテナが受信した弱い電波を増幅してテレビに届ける装置)が必要かどうかを判断する
設置場所屋根上・壁面・ベランダ・屋根裏のどこに設置するかを確認する
建物構造屋根の形状や壁の素材(コンクリートなど)によって工事方法が変わるため確認が必要

現地調査の結果をもとに、最適なアンテナの種類・設置方法・費用の目安が提示されます。見積もりを受け取る際は、費用の内訳が含まれているかを必ず確認しましょう。現地調査だけでキャンセルできるアンテナ工事事業者も多いため、まずは気軽に依頼してみてください。


STEP3:見積もり内容を確認して契約する


現地調査後に提示された見積もりの内容を確認し、納得できたら契約に進みます。契約後に費用が発生するため、契約前に以下の項目を必ず確認しましょう。


確認項目確認ポイント
工事内容設置場所・アンテナの種類・配線工事の有無など、作業内容が具体的に書かれているか
アンテナ・使用部材使用するアンテナやケーブルのメーカーや型番が明記されているか
費用内訳材料費・工事費・出張費など、費用が項目ごとに分けて記載されているか
保証期間・内容工事後の保証期間と保証範囲が具体的に記載されているか
アンテナ工事事業者情報会社名・所在地・電話番号・メールアドレスなどの連絡先が記載されているか
見積もり有効期限提示された金額の有効期限が明記されているか
追加料金の可能性追加料金が発生するケースとその条件が説明されているか

不明な点は契約前に担当者へ直接質問し、回答内容はできる限り見積もり書や契約書に残してもらうと安心です。口頭のみの説明では工事後にトラブルになる場合があるため、書面での確認を依頼することをおすすめします。


STEP4:アンテナ工事開始


契約後は日程を調整し、工事当日を迎えます。一般的なアンテナ設置工事の所要時間は1〜3時間が目安ですが、設置内容や建物の状況によって前後するため、業者に事前に確認しておくと安心です。


アンテナ工事は、アンテナ本体の組み立て・設置・向き調整・ケーブル引き込み・受信レベルの確認の流れで進みます。ケーブルを屋内に引き込む作業が始まるタイミングから作業員が住宅内に出入りするため、その際は立ち会いが必要です。気になる点があればその場でアンテナ工事事業者に確認しましょう。


STEP5:テレビの映りと動作を確認する


アンテナ工事完了後は、アンテナ工事事業者と一緒にテレビの全チャンネルの受信状況・映りを確認しましょう。工事後の確認を怠ると、後から不具合が発覚した際に原因の特定が難しくなるためです。
具体的には、チャンネルごとの映りや受信レベル(アンテナが受信した電波の強さを示す数値)を確認し、不具合があればその場で調整を依頼しましょう。工事完了後その場で確認することで、万が一の不具合にも迅速に対応してもらいやすくなります。


なお、テレビの映り確認やチャンネル設定は基本工事に含まれる場合が多いですが、工事当日にテレビが設置されていない場合は確認できないケースもあるため注意が必要です。


STEP6:支払いと保証内容を確認して完了


テレビの映りと動作確認が完了したら、支払いと保証内容の確認を行います。支払い方法は現金・カード・振込などアンテナ工事事業者によって異なるため、事前に確認しておくと当日スムーズです。


保証期間は業者によって異なり、1年程度から10年以上と幅があります。保証の適用範囲や対象外となる条件もあわせて確認し、保証書・工事内容書類を受け取ったら大切に保管しておきましょう。

アンテナ工事の所要時間の目安

黄色い背景に置かれた白い目覚まし時計の画像

アンテナ工事の所要時間は、設置するアンテナの種類や建物の状況によって異なります。確実に終わる時間を指定するのは難しいものの、事前に目安を把握しておくことで当日のスケジュールを立てやすくなります。

工事内容別の所要時間の目安は、以下の通りです。


工事内容所要時間の目安
一般的なアンテナ設置1〜3時間
八木式アンテナのみの設置1時間程度
BS・CSアンテナの追加設置さらに30分〜1時間追加
既存アンテナの撤去も同時依頼さらに30分〜1時間追加

※時間はあくまでも目安です。

築年数が古い物件や悪天候時は作業時間が延びる場合があります。具体的な所要時間は現地調査時にアンテナ工事事業者へ確認するのが確実です。

失敗しないアンテナ工事事業者の選び方

複数社の見積書と電卓の画像

アンテナ工事を依頼する際、アンテナ工事事業者選びを誤ると工事後のトラブルや想定外の追加費用が発生する場合があります。見積もりの明確さ・保証内容・施工実績・費用の比較という4つのポイントを押さえることで、信頼できるアンテナ工事事業者を選びやすくなります。

アンテナ工事事業者選びのポイントは以下の通りです。


  • 見積もり内容が明確なアンテナ工事事業者を選ぶと安心
  • 保証・アフターフォローが充実しているアンテナ工事事業者が信頼できる
  • 施工実績や口コミを確認することで失敗を防げる
  • 複数アンテナ工事事業者の相見積もりで費用を比較する

それぞれ詳しく解説します。


見積もり内容が明確なアンテナ工事事業者を選ぶと安心


アンテナ工事を依頼する際は、見積もり内容が明確なアンテナ工事事業者を選ぶことが重要です。「見積もりを提示しない」「現地調査をしない」「見積もりに謎の項目がある」などの特徴を持つアンテナ工事事業者は、トラブルにつながる可能性があるためです。

信頼できるアンテナ工事事業者かどうかを判断するために、以下の項目を確認しておきましょう。


確認タイミング確認項目
問い合わせ時見積もりが無料かどうか
見積もりを受け取った際工事内容・使用部材・追加費用の有無が明記されているか
見積もりを受け取った際見積もり後に追加費用が発生しないか担当者に確認する

上記の項目を満たしているアンテナ工事事業者は、費用面での透明性が高く安心して依頼しやすいといえます。


保証・アフターフォローが充実しているアンテナ工事事業者が信頼できる


アンテナ工事後も安心してテレビを視聴するためには、保証・アフターフォローが充実しているアンテナ工事事業者を選ぶことが大切です。明確な保証内容を提示しているアンテナ工事事業者は、それだけ施工に自信を持っている証といえます。

アンテナ工事事業者を選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。


  • 保証期間・保証範囲が明確に提示されているか
  • 工事後のトラブルにも対応できるアフターサービスがあるか
  • 保証期間経過後のメンテナンス費用についても説明があるか

アンテナの法定耐用年数は10年とされているため、長期的なサポート体制が整っているアンテナ工事事業者を選ぶことで、万が一のトラブル時にも迅速に対応してもらいやすくなります。


施工実績や口コミを確認することで失敗を防げる


信頼できるアンテナ工事事業者を選ぶためには、施工実績や口コミを事前に確認するのがおすすめです。アンテナ工事事業者としての活動年数や累計施工件数は、技術力と経験の目安となります。

口コミを確認する際は、以下の点に注意しましょう。


  • GoogleマップなどのWeb上の口コミは参考程度にとどめる
  • 口コミ件数が多くても、1〜2件の極端に悪い評価が不安を煽ることがある
  • 口コミの件数や評価だけで判断せず、複数の情報源を組み合わせて総合的に見極める

口コミに加え、施工実績をブログや事例として公開しているアンテナ工事事業者は信頼性が高い傾向があります。複数の情報源を組み合わせてアンテナ工事事業者の質を総合的に見極めましょう。


複数アンテナ工事事業者の相見積もりで費用を比較する


アンテナ工事の費用を適切に把握するためには、複数のアンテナ工事事業者に相見積もりを依頼するのが重要です。アンテナ本体の価格はほぼ同じでも、出張費・高所作業費・防水加工費などの付帯費用によって合計額に数千円〜数万円の差が出る場合があるためです。

費用を比較する際は、価格だけでなく以下の点もあわせて確認しましょう。


  • 工事実績・アフターサービス・スタッフの対応力
  • 付帯費用(出張費・高所作業費・防水加工費など)の内訳が明記されているか
  • 保証内容が費用に見合っているか

価格と内容の両面から比較することで、費用対効果の高いアンテナ工事事業者を選びやすくなります。

アンテナ工事は自分でできる?おすすめできない3つの理由

腕でバツ印を作る作業員の画像

アンテナ工事は資格が不要なため、知識・技術・道具がそろっていれば自分で行うのも不可能ではありません。しかし、高所作業や電波調整には専門的なスキルが求められるため、少しでも不安がある場合はアンテナ工事事業者に依頼するほうが安全です。

自分での工事をおすすめできない主な理由は以下の3つです。


  • 高所作業は転落リスクがあり危険
  • 電波調整には専門知識が必要
  • 業者に依頼した方がコスト面でも安心なケースが多い

それぞれ詳しく解説します。


高所作業は転落リスクがあり危険


アンテナ設置自体に資格は不要ですが、だからといって安全・簡単というわけではありません。重いアンテナ本体や取り付けに必要な部品を屋根の上まで運びながら作業するため、高所での作業に慣れていない場合は転落する危険性があります。

厚生労働省のデータによると、建設業における死亡事故の38.6%が墜落・転落によるものであり、最も多い事故類型です。高所作業に慣れたプロでもこれだけのリスクがあるため、一般の方が屋根上で作業を行う場合はさらに危険性が高まります。


参照元:厚生労働省 令和5年労働災害発生状況の分析等


また、ブースター(アンテナが受信した弱い電波を増幅してテレビに届ける装置)の電源用コンセントの新設など、一部の電気配線工事には電気工事士法(第3条)に基づき、電気工事士の資格が必要になるケースもあります。高所での作業リスクと資格面の両方から、屋根上でのアンテナ工事はアンテナ工事事業者に依頼するのがおすすめです。


参照元:e-Gov法令検索 電気工事士法


電波調整には専門知識が必要


自分でアンテナを設置しても、電波調整を正確に行うには専門知識が必要です。地域によって電波の強さが異なり、強電界・中電界・弱電界(電波の強さで受信エリアを区分したもの)に分かれており、電界地域に合ったアンテナ選びや向きの微調整には専門的な知識と経験が求められます。


電波を正確に測定するにはレベルチェッカー(電波の強さを数値で測定する専用機器)が必要です。安価な簡易型は手軽に電波状況を確認できますが、精密な調整には向いておらず、プロが使用する業務用機器だと、5万円前後またはそれ以上するものも珍しくありません。機器も知識も不十分なまま調整を行うと、受信が不安定になったり映像の乱れが解消されなかったりするまま終わるリスクがあります。


アンテナ工事事業者に依頼したほうがコスト面でも安心なケースが多い


自分でアンテナ工事を行う場合、レベルチェッカー(電波の強さを数値で測定する専用機器)・はしご・工具類など専門機器の購入費用が必要となり、合計するとアンテナ工事事業者への依頼費用を上回るケースがあります。さらに、設置後に受信不良が起きた場合は原因特定・修理を改めてアンテナ工事事業者に依頼することになり、二重コストが発生するリスクも高いです。

工事ミスによる屋根材・外壁の破損が発生した場合は修繕費が別途かかることもあり、最終的な費用がDIYの想定を大きく上回る場合も少なくありません。アンテナ工事事業者に依頼すれば保証期間内のトラブルは無償対応されるケースが多く、長期的なコスト面でも安心です。


関連記事:テレビアンテナは自分で設置できる?必要な道具と作業手順を解説

アンテナ工事に関するよくある質問

青い背景に置かれたQ&Aの文字の画像

アンテナ工事を検討している方からよく寄せられる質問をまとめました。


  • アンテナ工事の費用はなぜ業者によって異なるのですか?
  • 見積もりだけでも依頼できますか?
  • 自宅の電波状況はどのように調べますか?

それぞれ、解説します。


アンテナ工事の費用はなぜ業者によって異なるのですか?


アンテナ工事の費用がアンテナ工事事業者によって異なる主な理由は以下の3つです。


  • 自社施工か下請け委託かによって仲介手数料の有無が発生するため
  • 部材の仕入れコストがアンテナ工事事業者によって異なるため
  • 見積もりに含まれる項目(出張費・高所作業費・キャンセル料など)がアンテナ工事事業者ごとに異なるため

同じ工事内容でも合計額に差が出る場合があるため、複数のアンテナ工事事業者に相見積もりを依頼し、費用の内訳を比較したうえで依頼先を選びましょう。


見積もりだけでも依頼できますか?


見積もりのみの依頼は可能です。多くのアンテナ工事事業者が見積もり・現地調査を無料で対応しており、見積もり提示後のキャンセルも無料なケースがほとんどです。しかし、業者によってはキャンセル料が発生する場合もあるため、依頼前にキャンセルポリシーを必ず確認しておきましょう。


自宅の電波状況はどのように調べますか?


自宅の電波状況を調べる方法は2つあります。まず、A-PAB(一般社団法人放送サービス高度化推進協会)が提供する「放送エリアのめやす」サイトで、住所・郵便番号から自宅周辺の受信エリアの目安を地図上で確認可能です。しかし、A-PABのサイトで確認できるのはあくまで目安であり、建物の構造や周辺環境によって実際の受信状況は異なります。

より正確に電波状況を把握したい場合は、レベルチェッカー(電波の強さを数値で測定する専用機器)を使った測定が確実なため、アンテナ工事事業者に現地調査を依頼するのがおすすめです。

アンテナ工事は費用相場を把握して信頼できるアンテナ工事事業者に依頼しよう

アンテナ工事を依頼する際は、事前に費用相場を把握しておくことが重要です。地デジアンテナの設置は18,480円〜、BS・CSアンテナは16,500円〜が目安ですが、建物の構造や設置環境によって費用は変わります。複数のアンテナ工事事業者から見積もりを取り、相場と大きくかけ離れた金額を提示するアンテナ工事事業者には注意しましょう。

また、次のような場合は自己判断せず、アンテナ工事事業者へ依頼することをおすすめします。


  • アンテナを新規設置・交換したい
  • 電波が弱くブースター(アンテナが受信した弱い電波を増幅してテレビに届ける装置)の設置が必要かどうかわからない
  • 4K・8K対応への切り替えを検討している

自分でアンテナ工事事業者を探すのは時間がかかるうえ、悪質な事業者に依頼してしまうリスクもあります。「EPARKくらしのレスキュー」なら、見積もり・出張・キャンセル無料で24時間年中無休に対応したアンテナ工事事業者をお探しいただけます。まずは気軽に無料見積もりから試してみましょう。ぜひチェックしてみてください。

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