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ゴキブリの卵を見つけたらどうする?対処法と予防策を解説!

公開日:2024.12.10
ゴキブリの卵を見つけたらどうする?対処法と予防策を解説!

ゴキブリはその見た目や動きから不快な生物とされていますが、さらに厄介なのが「ゴキブリの卵」です。卵が産みつけられていると、孵化した後に大量のゴキブリが出現するリスクが高まります。

そこで本記事では、ゴキブリの卵を見つけたときの具体的な対処法と今後の発生を防ぐための予防策を解説します。

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1.ゴキブリの卵の見た目はどんなの?

色は黒く形は小豆に似ている

卵を産むゴキブリのイラスト

ゴキブリの卵は、ゴキブリに種類によって見た目やサイズに違いがあります。
共通していえる特徴が、卵鞘(らんしょう)と呼ばれる硬い殻に覆われたカプセル状の中に複数入っていることです。

一般的な特徴を以下にまとめます。

見た目の特徴


・形状
小豆のような楕円形をしています。少し湾曲していることが多いです。

・大きさ
種類によりますが、約5mm〜12mm程度。
チャバネゴキブリの卵鞘は小さく、クロゴキブリの卵鞘はやや大きめです。

・色
茶色や暗褐色が多いですが、種類によっては赤みがかった色をしていることもあります。
表面は光沢がなく、少しザラザラした質感です。

・模様
一部の卵鞘には筋や縦線のような模様が見られます。卵が詰まっている部分がはっきりわかることもああります。

2.ゴキブリの卵を見つけたらどうする?

卵を潰すか熱湯をかけて対処しよう

ゴム手袋の写真

ゴキブリの卵を見つけたときの対処法はいくつかあります。

卵鞘を潰して捨てる


卵鞘潰さずにを潰さずにそのまま捨てると、卵が還ってしまう可能性がありますので、捨てる場合は必ず潰してからにしてください。
また、直接ゴキブリの卵に触れると病原菌に感染するリスクがあるため、ゴム手袋などを装着したうえで処理を行ってください。

具体的な手順は以下の通りです。
①まず、ゴム手袋を着用し、直接手で触れないようにトングや割りばしなどの道具を使って卵鞘をビニール袋に入れます。

②ビニール袋の上から卵鞘を潰します。こうすることで、卵鞘を処理する際に中身が飛び散るのを防ぐことができます。

③卵鞘を潰した後は、ビニール袋の口をしっかりと結び、ゴミ箱に捨てましょう。ニオイで他のゴキブリを引き寄せることがあるので、それを避けるためにも、袋を密閉することが重要です。



トイレに流す


卵を潰したあとにトイレットペーパーにくるんでトイレに流す方法もあります。
ただし、きちんと潰しておかないと下水道の先で孵化する可能性もありますので注意してください。
また、卵を潰して汚れた箇所は掃除・消毒するのを忘れずに行いましょう。



熱湯をかける



60度以上のお湯をかけることで、ゴキブリに卵を駆除できます。ただし、駆除の際は火傷には十分注意して行ってください。

上記の方法でゴキブリの卵の処理は完了ですが、まだ安心はできません。
ゴキブリの卵を産み付けられたのが1か所だけとは限らないからです。ゴキブリが好むキッチンや、放置しているダンボールなどに別の卵が無いかチェックしましょう。

また、ゴキブリは1~2週間程度で新しい卵を産む性質を持っているため、ゴキブリ本体を退治しない限り、根本的な解決には至りません。
家中をチェックするのが難しいという方は、専門業者に駆除を依頼すると確実ですよ。

3.ゴキブリの卵が見つかりやすい場所

段ボールを放置している場合は要注意

部屋の中で放置されたダンボール箱の写真 

ゴキブリが卵を産むのは、湿度と温度が高く、暗い場所です。
例えば、シンクの下や冷蔵庫の裏、ダンボールなどで見つかるケースが多いです。
よくある産卵場所を下記にまとめているので、産卵期にはこのような場所を定期的にチェックして、卵を見つけたらその都度対応しましょう。

・ダンボール
・天井裏
・床下
・冷蔵庫の裏や下
・シンクの下
・お風呂場
・観葉植物の下
・ブレーカーの中


とくにダンボールは紙でできているため水分が染みこみやすく、湿度も高くなりやすいです。加えて、ゴキブリは雑食性であることから、ダンボールは餌として食べることもできます。

このようにダンボールはゴキブリが卵を産むうえで良い環境であるだけでなく、餌にも困らないため住処としても最適です。卵を生みつけられやすいので、不要になったら放置せずにすぐ捨てましょう。

どうしてもダンボールを使う予定がある場合には、日がよく当たる風通しの良いところに置いて、湿度を高めないように保存してください。
また、ハッカ油などのアロマオイルはゴキブリが苦手とする香りであるため、ダンボールに吹きかけておくとゴキブリ除けになります。

ゴキブリの種類別の産卵期


・クロゴキブリ
日本全土に分布している個体であり、外見が黒くなっています。1つの卵鞘に約20~30個の卵があり、5~10月が産卵時期です。

・チャバネゴキブリ
体長が小さく、1つの卵鞘に18〜50個程度の卵が入っています。1年中卵を産むうえに、成虫になってから卵を産めるまでの期間が短い個体です。

・ヤマトゴキブリ
クロゴキブリよりもやや体長が小さい個体で、卵鞘に12~16個程度の卵があり、卵のサイズは7~10ミリほどです。産卵期は7~10月です。

・ワモンゴキブリ
卵鞘にある卵は10~14個程度で、産卵期は6~8月です。
もし梅雨の時期に卵鞘があった場合はワモンゴキブリの卵かもしれません。

4.ゴキブリに卵を産ませない方法

定期的な掃除を心がける

リビングで掃除機をかける女性の写真

ゴキブリは繁殖力が非常に高く、一度の産卵で何十匹と増えてしまうので、卵を産む前に予防することが重要です。とくにダンボールやシンク、植木鉢などゴキブリが好む場所は定期的に掃除しましょう。

たとえば、生ゴミをシンクに置いたままであれば定期的に捨て、野菜は外に置かず冷蔵庫に保管するなど、ゴキブリの餌となるものの放置を極力減らしてください。
冷蔵庫に入りきらないときは、密閉容器や倉庫などに保管しましょう。

ゴキブリの侵入経路をふさぐ方法も、産卵を防ぐのに有効です。
とくに玄関の扉や窓に少しでも隙間が空いていたら侵入される可能性が高いです。テープなどでふさいでしまうか、侵入経路となる場所に忌避剤を設置して侵入を防ぎましょう。
また、排水口や換気口は、ゴミ受けやフィルターを使えば侵入を予防できます。

すでに家の中に侵入しているゴキブリに対しては、くん煙剤や毒餌を使用して駆除しましょう。くん煙剤は効果範囲が広いため、大量の個体を一斉に駆除できて便利です。ただし卵には効果はありません。

毒餌は即効性こそありませんが、侵入しているゴキブリだけでなく、巣にいるゴキブリまで駆除できるというメリットがあります。状況に合わせて対策を施しましょう。

5.ゴキブリの卵を見つけたら業者に相談

ゴキブリの発生源を徹底的に駆除してもらおう

ゴキブリ駆除業者のイラスト

ゴキブリの卵を見つけたら、自分で駆除するよりもゴキブリの駆除を請け負っている業者に依頼するのをおすすめします。
ゴキブリは卵を家のさまざまな箇所に産み付けるため、素人がすべての卵を駆除するのは非常に困難だからです。
その点、業者はゴキブリ駆除に関する知識や経験があり、再発を防ぐため徹底的に駆除をしてくれます。

駆除の費用相場は、ワンルームであれば約8千円~3万円、2LDKは約2.1~5万円、3LDKは約2.5~6万円です。

しかし、ゴキブリの駆除を請け負っている業者は複数存在しているため、どの業者を選ぶべきなのかがわからないケースも多いです。
ゴキブリの駆除業者を選ぶ際には、以下のポイントを押さえることが重要です。適切な業者を選ぶことで、効果的に問題を解決できます。

1. 駆除方法の確認
使用する薬剤や方法が環境や家族に安全かどうか確認しましょう。人体やペットに優しい薬剤を使用しているかが重要です。

2. 実績と評判
駆除業者のウェブサイトや口コミを調べ、実績や評価を確認します。特に、ゴキブリ駆除に特化した経験豊富な業者を選ぶのがおすすめです。

3. 料金の透明性
見積もりが明確であるかどうか確認してください。最初の見積もり後に追加料金が発生しないか、不明瞭な料金設定の業者は避けましょう。

4. 保証サービスの有無
駆除後に再発した場合の保証があるか確認します。再発時に無料対応や定期的な点検をしてくれる業者だと安心です。

5. 対応エリアとスピード
自分の住んでいる地域に迅速に対応できるかチェックします。緊急駆除を依頼したい場合は、24時間対応可能な業者が便利です。

6. 相談や説明の丁寧さ
問い合わせ時の対応が丁寧で、疑問に対してしっかり説明してくれる業者を選びましょう。特に駆除後の予防策について詳しく教えてくれる業者が良いです。

7. 長期的な対策提案
単なる駆除だけでなく、再発防止のためのアドバイスや家の状況に合わせた改善提案があるかも確認します。

これらのポイントを比較検討して、納得できる業者を選ぶと良いでしょう。
インターネットで「ゴキブリ駆除 業者 口コミ」などで検索すると、地域ごとの業者情報や口コミも見つかりやすいです。

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