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屋根の塗装に関するトラブル情報!原因や対策などについてご紹介します

公開日:2023.3.7 更新日:2024.4.11
屋根の塗装に関するトラブル情報!原因や対策などについてご紹介します

屋根塗装はスレート屋根の場合、屋根の耐久性を挙げ、長持ちさせるために欠かせない工事です。適切なタイミングで塗装を行うことで屋根材を長持ちさせられます。
その反面、塗装をせずに放置すると、屋根材が劣化し、塗装よりも大掛かりな補修が必要になり、修理費用がかさむことも。

ここでは屋根塗装の事例や塗装が必要になる原因、対策や相場について解説します。

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外壁塗装の窓口

1. 屋根塗装の修理事例

屋根塗装をせず放置すると、屋根材のヒビや割れが起こりやすい!

割れが起こっている屋根の塗装の写真

屋根塗装が必要かどうかは屋根材の種類によって変わります。瓦やガルバリウム鋼板の場合、屋根塗装を行う必要はありません。しかし、スレート屋根やトタン屋根の場合は定期的な塗装が必要です。

屋根塗装をせず放置すると、屋根材の浮き、ヒビ割れが起こりやすくなります。屋根は紫外線や雨風、激しい温度変化の影響で常に厳しい環境下にあります。そのため、年月が経過すれば劣化し、定期的なメンテナンスが欠かせません。中でも重要なものが屋根塗装です。屋根塗装を行うことで屋根の防水性を高め、雨漏れや屋根材の劣化を防いでくれます。

反面塗装や必要なメンテナンスをせずに放置していると、スレート屋根の耐久性が低下します。最初は防水性があり、雨水が侵入することはありません。しかし、経年劣化により防水性が徐々に失われ、屋根材に水分が含まれることで、浮きやヒビ割れが起こってしまいます。屋根材に浮きやヒビ割れが起こった場合、塗装の効果が十分に発揮されないこともあります。そのため、劣化がひどい場合は塗装では対処できず、葺き替えが必要になるでしょう。この場合修理費用が一気に跳ね上がるため、そうなる前の対処が大切です。

2. 屋根塗装が傷つく原因とは?

屋根塗装が必要な原因は経年劣化、劣化のサインを見極めることが大切!

劣化している屋根の写真

屋根塗装が必要な原因は経年劣化です。塗装が必要なスレート屋根は最初のうちは防水性が十分にあり、雨水が家の中に入るのを防いでくれます。しかし、屋根は紫外線や温度変化、雨風にさらされているため、どれだけ質がよいものでもいずれは劣化してしまうでしょう。

そのため、スレート屋根の場合はいずれは塗装が必要になります。あまり細かく塗装をする必要はありません。しかし必要なときに塗装をせずに放置すると、より大事になるため、劣化のサインを見極めることが大切です。

劣化のサインは例えば、以下のものがあります。
・屋根材が色あせてきた
・屋根材に触れると粉のようなものが付着するようになった
・苔やカビが生えてきた
・ヒビ割れや浮きがある

これらの状態が確認できる場合は塗装が必要になります。特にヒビ割れや浮きが軽度なうちはよいですが、全体にそのような症状が見られる場合は塗装では対処しきれない可能性もあります。

塗装では対処できない場合、スレート屋根の葺き替えが必要になります。またここまで症状が進行している場合、屋根下地の損傷、最悪の場合は雨漏れが確認できる可能性もあるでしょう。そうなると、修理費用はどんどん高額になるため、そうなる前の対処が大切です。

3. 屋根塗装を傷つけないための対策

屋根塗装は定期的なメンテナンスで大事になる前に塗装することが大切

塗装された屋根の写真

です。屋根塗装は先ほど触れたように経年劣化によるもののため、いずれは塗装が必要になります。無闇に塗装をする必要はありませんが、塗装が必要にもかかわらず塗装しないでいると、スレート屋根本体の劣化を招き、そこから雨水が侵入することもあります。その結果、屋根下地の損傷や雨漏れにも発展する可能性があるでしょう。

屋根塗装の費用はそれほど安いわけではありません。しかし、放置することで、より修理費用がかさんでしまうもののため、そうなる前の塗装が必要になります。屋根塗装が必要な頻度は塗料にもよりますが、10年~15年前後で塗装をするとよいでしょう。

現状でコスパがよく、採用されることが多いシリコン塗料やウレタン塗料の耐用年数が大まかにそのくらいのため、このくらいのタイミングで塗装を行うことで、屋根材の損傷を最小限にできます。また塗装は難しいものの、被害が軽い場合はカバー工法という方法で対処する方法もあります。カバー工法は既存の屋根の上に新しいスレート屋根でカバーする工法です。この方法の場合は葺き替えのような撤去費用が不要なため、費用を葺き替えよりは抑えられます。ただし本格的に劣化が進むと施工できない場合もある点に注意が必要です。

4. 屋根の塗装修理の相場はいくら?

屋根塗装の相場は40万円~100万円ほど!外壁塗装と併用も選択肢

屋根の塗装を行っている事業者の写真

屋根塗装の相場は40万円~100万円です。屋根塗装を行う場合は外壁塗装と併用も選択肢になるでしょう。外壁塗装とセットで行うと、合計で100万円~200万円ほどになるため、費用負担は大きいですが、一緒にすることで最終的なコスパがよくなります。

屋根も外壁も経年劣化の影響を受けるため、どちらもいずれは塗装が必要になるものです。そのため、屋根の塗装が必要なときには外壁の塗装を行うことも多いでしょう。別々に行うこともできますが、それぞれの工事で足場の設置が必要になります。足場の設置費用は1回につき10万円~20万円ほどかかるもののため、別々に工事をした場合、その費用が余分にかかってしまうでしょう。

そのため、屋根と外壁塗装は一緒に行われることが一般的です。ただし、劣化が進んでいる場合は塗装の他に下地補修が必要になることもあります。その場合はそのための費用が別途かかるでしょう。屋根の劣化がひどく、塗装では対処できない場合は劣化の程度によりますが、カバー工法、または屋根の葺き替えで対処します。この場合はカバー工法で80万円~120万円、吹き替えの場合80万円~200万円ほど修理費用がかかり、修理費用が跳ね上がってしまうでしょう。そのため、そのような工事でしか対処できなくなる前の塗装が重要です。

5. 屋根塗装のトラブル情報まとめ

屋根塗装は適切なタイミングでの塗装が重要!葺き替えは最後の手段

塗装が行われた屋根の写真

この記事では屋根塗装の事例や必要になる原因、対策や塗装の相場について解説しました。

屋根塗装は数10万円の費用がかかり、決して安い工事とは言えません。しかし、適切なタイミングで塗装を行わなければ、塗装では対処できなくなり、より高額な補修費用がかかります。

そのような事態になる前に塗装を行い、メンテナンスにかかる費用を最小限に抑えましょう。

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