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畳にガムがついて取れない!解決法や対策などを解説します

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.9
畳にガムがついて取れない!解決法や対策などを解説します

ガムが畳に貼り付いてしまうとどうすればいいのか困りますね。
強引に剥がそうとすると畳が傷つくことがありますし、かと言ってそのままにしておくことも出来ません。
さらに砂糖が含まれているガムでしたらアリが寄ってくる原因にもなります。
そこで今回は、畳にガムが貼り付いた時に自分で出来る解決方法やつかないための対策などの情報をご紹介します。
事例を交えながら紹介していきますので、ぜひ参考にして下さい。

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1. 畳にガムがついてしまうのはどんなとき?

畳トラブルとして意外に多いガムの貼り付き。特に夏場は要注意!!

銀紙に包まれたガムの写真

このトラブル事例として最初に紹介するのは知らないうちにガムが貼り付いていた事例です。

“畳の上にアリが多数いたので、お菓子をこぼしたのかと思い掃除機をかけたのですが収まりませんでした。
原因を探すため、部屋を隅々までチェックしているとテレビの裏のスペースにガムがついていました。
どうやらゴミ箱に捨てたはずのガムを犬が拾って隠したことが原因のようです。”

今回紹介した事例では噛んだ後のガムが原因でしたが、犬などのペットは噛む前のガムもくわえて隠すことがあります。
それが夏場になるとやわらかくなり畳に貼り付くこともありますので、ペットの手の届くところにガムは置かないようにしておきましょう。

そのほかにも、ガムを噛みながら寝てしまったことで、目覚めたら畳にガムが付いていたといった事例もあります。

今回紹介した2つの事例以外にも、子供が遊んでいてガムを投げて畳についてしまったといったケースも確認されていますので、お子さんのいるご家庭では特にお気を付け下さい。

畳に付いたガムの取り方の詳細は後ほど紹介しますが、まずはつけないようにする事が大切です。予防も含めてしっかりと対策しておきましょう。
特に夏場はガムが軟らかくなり、畳の目に入り込むことがあるので、注意が必要です。

2. 畳にガムが貼り付く原因

畳にガムが貼り付く原因はいくつかありますので個別に紹介します

板のガムを口の含んでいる写真

このトラブルの原因としてまず多いのが子供です。
特に未就学児は近くにティッシュがなければそのままテーブルの上やゴミ箱、畳の上に置いてしまう事があります。
こればっかりは子供が大きくなるのを待つか、根気よく注意するしか解決方法がありませんね。

次に多いのが、ガムを噛みながら寝てしまうこと。
先ほどの事例で紹介した昼寝もそうですが、ガムを噛みながら寝てしまうケースは割とあります。
特にお酒を呑んだあと、口の中をさっぱりさせたいからとガムを噛んだものの寝落ちしてしまい、翌日起きてみると畳にガムが付着していたなんてことも。
ガムを噛みながら寝てしまうと畳につく原因になるばかりか、喉に詰まる危険がありますので注意が必要です。

その他の原因でいえばペットの存在があります。
事例でも紹介した通り、ペット(特に犬)はティッシュに包んで捨てたガムでもゴミ箱から拾い出すことがあります。
ペットを飼っているご家庭でガムを捨てる場合は、シンクなど手の届かない場所に捨てることをおすすめします。

畳にガムがついてしまうトラブルはある程度意識して対策しておけば防ぐことが可能です。
もし一度でもこのトラブルが起きてしまった場合は、しっかりと原因を把握して繰り返さないようにしましょう。

3. 畳にガムが貼り付いた時の解決方法

畳にガムがついてしまった時に自分でできる解決方法を紹介します

袋にいっぱいに入った氷の写真

このトラブルの解決方法は大きく分けて2種類あります。

1種類目の解決方法として紹介するのが、凍結です。ガムを凍らして固くなったところを取りましょう。
必要になる道具は氷を入れたビニール袋、コールドスプレー、保冷剤、氷枕(アイスノンなど)のいずれかです。

一番のおすすめはスポーツショップやドラッグストアで販売されているコールドスプレーです。
ただし、この方法では畳の目に浸み込んだガムは取れませんので、そういった場合はもう一つの方法を試して下さい。

そのもう一つの方法が溶解です。
ガムは脂分と結びつくと溶け出します。分かりやすく言えばガムを噛んでいる時にお菓子を食べると口の中にあるガムが消えてなくなる状態と同じです。
肝心の油分ですが、サラダ油が手軽でおすすめです。
畳についているガムの上から少しずづサラダ油をかけて下さい。柔らかくなったところを固めの歯ブラシで取りましょう。
目の間にあるガムは爪楊枝などの先の尖ったもので掻き出して下さい。
その後はしっかりと絞ったタオルで水拭き後に乾拭きもして下さい。

サラダ油の代わりに除光液や灯油を使用する方法もあるのですが、畳の素材によっては変色したり臭いが残ることがありますのであまりおすすめは出来ません。
それらを使用する場合は必ず目立たない場所で試して、異常の有無を確認してから作業して下さい。

4. 畳にガムが貼り付かないための対策とは?

畳にガムが貼り付かないための対策方法を分かりやすく紹介します

巻かれているコルクマットの写真

自宅でガムを噛まないのが最も効果的な対策ですが、小さいお子様がいらっしゃるご家庭や、ガム好きの方はそうはいきませんね。
そこで試していただきたいのがコルクマットやジョイントマットです。

畳の上に敷いておくことによってガムが落ちてもくっつくことはありません。仮に貼り付いて取れなくなったとしても、その部分だけ交換することが出来ますので非常に経済的です。

マットは苦手という方はフローリング風のカーペットシートがおすすめ。これでしたら表面に撥水加工などが施してありますので、ガムがとれないということは少ないです。

ただし、これらのアイテムを使用すると畳に風が通らなくなり、ダニやカビが繁殖する可能性があります。
最低でも2ヵ月に一度はマットを全て剥がして畳の湿気を外に逃がして下さい。
念入りに湿気の除去をしたい場合は、畳上げを行い日陰干し後にブラシで掃除して下さい。

その他の対策としては、畳そのものの種類を変えるという方法があります。
近年では撥水性のある「洗える畳」「ウォッシャブル畳」などが畳屋さんやインターネットで販売されています。
これらに交換しておくことでガムがついても簡単に取ることが出来ます。
畳は規格品であっても少しずつサイズが違いますので、交換する時は畳屋さんに依頼した方が失敗するリスクが少ないです。

5. まとめ

畳にガムが貼り付いたトラブルの情報のまとめと大切なアドバイス

机の上に散らばった緑とピンクのガムの写真

このトラブルに関するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後にアドバイスも兼ねておさらいします。

まず畳にガムがついた時に最もしてはいけないのが強引に剥ぎ取ることです。より奥に詰まったり畳が傷つく可能性があります。きちんと取るには凍結か溶解のどちらかです。浸み込んでいないようであれば凍結、畳の目に入っている場合は溶解を選びましょう。

新しい畳にする時は寸法違いを無くすため専門業者へ相談して下さい。

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