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フェレットの最期とは?死の直前に見せる兆候や飼い主がとるべき行動について

公開日:2022.6.2 更新日:2024.4.9
フェレットの最期とは?死の直前に見せる兆候や飼い主がとるべき行動について

大切な家族の一員であるフェレットでもいつか最期の時が来ます。
飼い主としてするべきことは最期の時に備えて、日頃からきちんと見守ってあげること。

今回はフェレットが最後に近づく際に見せる兆候や飼い主がすべき行動について解説していきます。

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1.フェレットの寿命はどれくらい?

平均は6~8年

おもちゃをかじっているフェレットの写真

フェレットの最期を見極める上で重要なのが、平均寿命を把握しておくこと。
そもそもフェレットは何歳まで生きるのでしょうか。

フェレットの平均寿命はおよそ6~8年と言われています。ただし、中には10年以上長生きするケースもあります。

このようにフェレットは寿命の短い生き物であることから、飼い主の方が環境を考えて大切に育てていかなければなりません。
フェレットが長生きするための育て方は次の通り。

・生育環境
人によっては想像がつかないかもしれませんが、実はフェレットは暑さを大の苦手としています。ここ数年の猛暑で室内に放置していると命にかかわることも。

そのため、夏は一日中冷房を稼働させておく必要があります。
デリケートな生き物であるため、飼い主による適切な環境の管理が大切です。

・衛生管理
フェレットに健康で過ごしてもらうには毎日のお水の交換が不可欠。
エサについても腐敗しやすいものについてはきちんと取り替えておかないといけません。

・健康管理
健康管理において大切なことは日頃からきちんと運動させること。運動させないままでいると健康を害することにつながります。

おもちゃなどを活用して日頃から楽しみつつ運動ができる習慣をつけていきましょう。

2.フェレットがかかりやすい病気とは?

注意すべき病気

横から見たフェレットの写真

人間にとってはかかりづらい病気でも、フェレットにとっては命取りとなる病気があります。
フェレットが健やかな最期を送れるようにするために、病気の対策をきちんとしていく必要があります。

・インスリノーマ
インスリノーマは膵臓において腫瘍ができてしまう病気のこと。
この病気にかかると血糖値の低下に始まり、活動量の低下老化の進行などが引き起こされるようになります。

もし様子を見たときにふらついているようであればインスリノーマの可能性があります。

・副腎腫瘍
副腎腫瘍とは、副腎に腫瘍が発生してしまう病気のこと。
動物の中でも特にフェレットに発生しやすい病気であり、脱毛や排尿障害といった症状が現れます。

治療方法としては内科的治療と外科的治療があり、内科的治療では投薬治療、外科的治療では副腎腫瘍の摘出をします。

・リンパ腫
リンパ腫とは血液におけるガンのこと。ウイルスの感染の他、遺伝上の理由でかかることもあります。

リンパ球が腫瘍化することによって、体全体にまで広がっていき、最終的には命の危険につながります。

腫瘍化している箇所にもよりますが、主な症状としては元気・食欲の低下、体重減少、貧血などが挙げられます。
また、胸腔内にできてしまうと呼吸困難に陥ることがあります。

3.フェレットが最期に見せる兆候

主な兆候

フェレットが伏せしている写真

フェレットは最期の時期になるとさまざまな様子を見せます。
毎日些細な行動の変化に注目し、何か異変があったら獣医師に相談するようにしましょう。

・食欲が落ちている
フェレットに限らず、多くの生き物は寿命が近づいていくと次第に食欲が落ちていきます。
食べないままでいると体内のエネルギー量が低下し、命を落とす可能性があるので、日頃からきちんと食事の管理をしていきましょう。

・不規則な呼吸や痙攣をしている
観察してみて不規則な呼吸や痙攣をしていたり、体が震えていたりするようであれば、フェレットに最期が近づいている可能性があります。

・行動がいつもと違う
フェレットは自分の環境が安全でないと感じると普段とは違う行動をとることがあります。
急に動き出す、何やら落ち着かない様子でいるといった場合、亡くなる前の一時的な行動である可能性が高いです。

・動きが鈍くなっている
高齢化することでフェレットの動きは鈍くなっていきます。
ただ体調不良で動かなくなっていることもありますので、注意深く観察しておきましょう。

・体温が低下している
死期に近づくと多くの動物は体温が低下していきます。もし触ってみて体温が低い場合は死期である可能性があります。

4.フェレットの最期にしてあげること

飼い主としてすべきこと

手で持ち上げられたフェレットの写真

もしフェレットの最期が近くなった時は、飼い主として葬儀の準備をしておく必要があります。

大切な家族ですので、健やかにお見送りできるように適切に遺体を管理しておかないといけません。
葬儀社が来るまでにはある程度時間がかかるので、適切な方法で安置しておきます。

亡くなった直後の遺体は腐敗が進んでいきます。亡くなってすぐに埋葬や火葬を行うのが難しい場合は、速やかに遺体をケアしてあげます。

まずタオルを使ってフェレットの体をきれいに拭いてあげましょう。
そうしたら目や口元を閉じておき、寝ている状態にしてあげます。そのあとは遺体の腐敗が進まないようにドライアイスや保冷剤を使って体を冷やします。
なお、遺体は涼しい場所に安置しておくようにしましょう。

ドライアイスもしくは保冷剤を使って体を冷やす場合は、火葬するまでに4~5時間程度安置しておくことができます。
もし冷蔵庫にて遺体を安置しておく場合は、1週間から2週間程度は腐敗せずに済みます。

また、亡くなった時の状態も火葬を執り行う時期を判断するために重要です。もし遺体に外傷や腫瘍がある場合や夏場などは腐敗が進みやすくなります。
その場合は長くても亡くなってから3日以内を目安に火葬を行うようにしましょう。

5.ペット葬儀業者の選び方

業者選びのポイント

人間の膝の上にいるフェレットの写真

一緒に過ごしてきたフェレットの葬儀をきちんと行うには業者選びが大切。
ペット葬儀者は数多くあるものの、優良業者と呼ばれるところとそうでないところがあります。
優良業者を選ぶ上で押さえておくべきポイントは次の通りです。

・実績が豊富である
業者の実績を確認するためにはその創業年数を見ておきます。創業して3年以上のところであれば安心して依頼することができます。

・業者の口コミを確認する
優良業者と呼ばれているところは、ほとんどが依頼された方より高い評価を受けています。
業者の公式ホームページや口コミサイトにはペット火葬を依頼された方の感想が掲載されていますので、参考として目を通しておきましょう。

・経験豊富なスタッフが在籍している
大切なご家族の供養ですので、信頼できるスタッフがいるかどうかも重要。お電話でのやり取りなど、こちらに親身に対応してくれるところほどしっかりとした業者であることが多いです。

・見積もりに対応している
業者選びの上で忘れてはならないのが見積もり。最近ではオンラインで無料見積もりを実施しているところもあります。

見積もりはとても重要で、同じ火葬内容でも葬儀社によって費用が異なる場合があります。
なるべく複数社の見積もりを比較してみて、最もお得な業者を見つけてみましょう。

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