本文へ移動

害虫を自分で駆除するにはどんな方法がある?

公開日:2018.7.2 更新日:2024.4.1
害虫を自分で駆除するにはどんな方法がある?

害虫駆除を自分で行う方法はいくつかあります。ご自宅や店舗などで害虫が発生し悩まれている人。ご自身で害虫駆除をする方法を知り、完璧に対処できれば費用も安く抑えられお得ですよね。但し、ハチ・アリ・ハエ・蚊・ゴキブリなどの害虫に殺虫剤(接触剤・食毒剤)を使用することで駆除は可能ですが、殺虫剤の種類によって効いたり効かなかったり。駆除しきれず無駄にお金がかかってしまうなんてことありますよね?害虫の種類や手順に把握し、ご自分で駆除が出来るか含め方法を確かめてみましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫駆除110番

1. シロアリ駆除の方法について

シロアリの駆除方法は対症療法か巣(コロニー)ごと取り除くかの二通り

男性が薬剤を使って階段のシロアリを駆除している写真

シロアリの駆除の方法ですが、ご自身で対処する対症療法と専門業者に依頼して巣(コロニー)ごと駆除する方法の二通りあります。

まずはご自身で対処する方法ですが、エアゾールという成分が配合されたスプレーや市販の燻煙剤を使用しましょう。シロアリが食べた木材めがけてスプレーを吹き付けたあと、部屋全体を締め切り燻煙剤を炊きます。その後、シロアリの通り道に3mごとに毒エサの入った木材を土の中に埋め込めば完了です。

これでとりあえず見えているシロアリは一時的に駆除できますし、成功すれば数ヵ月はシロアリを見なくて済みます。ですが、この駆除方法だとシロアリを完全に撃退することは出来ません。

なぜなら、シロアリは巣を起点として大量発生していますので、いくら見えているシロアリを退治しても根本的な駆除になっていないので、無限に湧いて来るからです。

では、シロアリ駆除専門の業者に駆除をお願いした場合はどうでしょう? シロアリの専門業者の駆除方法は、まず徹底した調査から始まります。床下の食害などを丁寧に見て、シロアリの被害状況の把握と巣を発見します。その後、業務用の薬剤を土壌に散布して巣ごとシロアリを取り除きます。家の外にも再度シロアリが侵入しないように液体状の薬剤を噴霧しますし、巣を取り除いているので、再発のリスクは少なくなります。

2. ハチ駆除の方法について

ハチの巣の駆除は5,000円あれば自分で出来る!!しかしリスクも!?

木の壁についたハチの巣と群がっているハチの写真

ハチの巣は自分で駆除できますが、かなりハイリスクです。

ハチの巣の駆除を、自分で行う具体的な方法ですが、必要な物がいくつかあるので準備しましょう。まずは帽子。黒色は避け、出来るだけハチに刺されにくい白に近い帽子を用意します(家にあれば無料)。続いてゴーグル。ハチの巣駆除の専用ゴーグルが理想ですが、シュノーケリング用やスキー用のゴーグルでも代用が出来ます。

そして、殺虫スプレー。最近では10m噴射できる、ガンタイプのスプレー(ハチ用)も1,000円前後で販売されています。あとは、ハチの攻撃から体を守る防峰ネットと、ハチの巣を叩き落す長い棒、落ちた巣を回収するゴミ袋です。防峰ネットは、ホームセンターで3,000円前後で購入できますし、棒とゴミ袋は家にあるもので大丈夫です。

駆除の手順としては、まずハチの巣に向かって殺虫スプレーを吹きかけます。すぐに巣の中のハチが攻撃して来ますので、しばらく避難。その後、またスプレー噴射。ハチの数が少なくなったら、巣を棒で叩き落しゴミ袋に入れれば駆除完了です。(自己責任でお願いします)

こう聞くとハチの巣の駆除は一見簡単なようですが、実はものすごい危険もあります。例えば、アシナガバチなどは、小型な割に高い攻撃性と猛毒を持っていますし、黄色スズメバチやオオスズメバチなどは、防峰ネットの上からでも攻撃して来ます。それと、ハチの巣をご自身で駆除して安心していても、巣の外で活動していたハチが戻ってきて、自分以外の家族などを刺してしまうケースも良くあります。ご自身や周りの方を危険にさらさない為にも、ハチの巣の駆除は専門業者にお願いすることをお勧めします。

3. 羽アリ駆除の方法について

羽アリを駆除する方法、殺虫スプレーの使用はNG!酷い場合は専門業者へ

スプレーの噴射を禁止している絵

羽アリを駆除する方法は意外に簡単ですが、大量発生した場合や白い羽アリの場合は急いで専門業者へ依頼しましょう。

主に梅雨時から夏場にかけて発生する羽アリ。気づいたときには家の中に100匹以上いたなんてことも少なくありません。急いで殺虫スプレーと言いたいところですが、羽アリに使用するのは止めましょう。

確かに羽アリに殺虫スプレーを吹きかけるとすぐに退治できるのですが、その後の処理が大変なことになります。ですので、自分で羽アリを駆除する際はコロコロやガムテープを振り回すようにして使用するとスムーズに行えます。面倒くさい方は羽アリを掃除機で吸ったあとダストボックスに殺虫スプレーを吹きかける駆除方法もあります。

ただしこれらは羽アリ駆除を自分でやるという本格対策ではなく応急処置と考えるべきで、あまりにも羽アリが大量発生している場合や、白い羽アリが飛んでいたら早急に駆除業者に連絡しましょう。

なぜ羽アリが大量発生していたら駆除業者に連絡した方が良いかというと、家の敷地内に大規模な巣がある場合や、羽アリが新たな巣を形成し、より多くの羽アリの発生の原因になるからです。

また、白い羽アリが発生していた場合、家の中にシロアリが侵入している可能性が大きいので、放っておくと家全体を脅かす事態になりかねません。羽アリ自体は無害ですが、場合により有害になる恐れがありますので、適切な方法で駆除し、手に負えない場合は羽アリ駆除専門業者に相談しましょう。

4. ムカデ駆除の方法について

ムカデの駆除方法は殺虫スプレーや粉末薬剤の使用、手に負えない場合は業者に依頼

オレンジ色のムカデの絵

ムカデを駆除する方法をいくつか紹介しますので、撃退の際の参考にしてください。

何の前触れもなく目の前に現れるムカデ。天井から落ちて来たり、寝ている間に噛まれたという方もいらっしゃると思います。目の前に突然現れた時の駆除方法ですが、スリッパや新聞紙などでムカデを抑え込みムカデ専用の殺虫スプレーを噴射しましょう。

殺虫スプレーがない場合は洗面器やバケツなどに熱湯を張り、その中に食器用洗剤を少量入れてムカデを浸けるとすぐに退治できます。

一方目に見えないムカデを駆除する方法は燻煙タイプの駆除剤を使用しましょう。ムカデは家の中に侵入させないことも大事ですので、晴れが続く日に家の壁に沿って粉末タイプの殺虫剤を撒いておくと効果的です。

ムカデを駆除する方法で市販の殺虫剤は非常に効果的ですが、駆除している最中に噛まれることもよくあります。ムカデは毒性が強く、噛まれた箇所は野球ボールくらいに腫れあがりますので、小さいお子様がいるご家庭では特に注意が必要です。

またムカデは床下などの自分では駆除し難い場所に生息していますので、自分で完全に駆除することは不可能に近いです。ですので、ムカデを徹底駆除したい方は専門業者に依頼することをお勧めします。ムカデ専門業者は独自の方法を用いて駆除しますので、自身でやるより再発率は非常に低いです。

5. ゴキブリ駆除の方法について

ゴキブリの駆除方法の基本は増やさない・侵入させないの2つです!

害虫駆除事業者の男性が薬剤を使って害虫を駆除している絵

ゴキブリの駆除方法で押さえておくべき2つのポイントを紹介しますので、撃退の際の参考にしてください。

ゴキブリの駆除方法の第一のポイントは増やさないという事です。突然目の前にゴキブリが現れると、苦手な方でしたら体が動かなくなる方もいらっしゃると思います。

確かに目の前のゴキブリを退治することも大事なのですが、一匹駆除したところでゴキブリとの戦いは終わりません。ゴキブリのメスは約120日間に200個の卵を産むことが出来るとされています。

その200個の半分がメスだとすれば240日後には20000個の卵が産まれ、360日後には200万個の卵が産まれることになります。実際はムカデなどに食べられるなどして数は減りますが、半分が生き残ったとしても一匹のメスが一年後には50万個の卵になります。

ちなみにゴキブリの卵に殺虫剤は効きませんので、ゴキブリの駆除方法に精通した、ゴキブリ駆除の専門業者に相談してみましょう。

ゴキブリの駆除方法の第二のポイントとしては、家の中に侵入させないことです。前述した通り、ゴキブリの繁殖力は凄いので徹底してブロックすることが大切です。ゴキブリは外壁や水回りの排水溝、換気扇に通風孔など、ありとあらゆる家のすき間から侵入してきます。外壁のひび割れなどは塞いでおくことはもちろんのこと、排水溝や通風孔などはネットなどを張り付けるなどして確実にガードしておきましょう。さらに家の外周にホウ酸水溶液を撒いておくと、ゴキブリの駆除方法として効果的です。

6. ノミ駆除の方法について

ノミの駆除方法は幼虫と成虫で違う!!ノミの習性を理解して正しく撃退

黒いノミのシルエットに禁止の標識がついた絵

ノミの駆除方法であまり知られていないことがあります。それは、ノミの幼虫と成虫では駆除方法が違うという事です。

成虫になったノミはペットや人間の血を吸わなかったら10日前後で死滅するのですが、卵から幼虫の状態だと何ヵ月も生きています。また、成虫のノミは素早く動きまわり厄介なのですが、幼虫は動きが鈍い傾向にあるので、駆除しやすいです。

卵や幼虫期のノミを退治する方法は、まず畳の裏や布団、カーペットなどのノミがいそうなところにホウ酸を撒きます。そのまま一日放置して掃除機でしっかり吸いましょう。

家全体で一気に駆除するのが効果的ですが、毎日ホテルに泊まるわけにはいきませんので一部屋ごとでもいいので撃退しましょう。

小さいお子様がいらっしゃるご家庭などでホウ酸の散布に抵抗がある方は、ノミの駆除方法として、市販の燻煙剤を使用する方法もあります。このノミ駆除方法は、短期間で繰返し使用することで効果が高まるという報告もあります。

成虫のノミを駆除する方法は至って簡単です。ノミ取り機を購入してもいいのですが、自分で作ることも出来ます。

成虫のノミは光に集まる習性がありますので、部屋を暗くして懐中電灯などの発光する物を床上15㎝の場所に設置します。その光の下に漂白剤入りの水を入れた薄い皿を置いておきましょう。一晩経過後には面白いくらいノミが取れています。このノミ駆除方法である程度ノミを退治することは出来ますが、アレルギーなどが心配な方は駆除専門業者に依頼することをお勧めします。

7. ダニ駆除の方法について

ダニの駆除方法3選!!間違った方法ではダニは駆除することが出来ません

湿気を好むダニの絵

ダニの駆除方法で効果が高い3選を紹介致します。

まず第一のダニ駆除の第一の方法として紹介するのが燻煙剤を使用する方法です。ダニは畳や布団の中、カーペットの下など手が届きにくい場所に生息しています。燻煙剤は隅々まで入り込みますので、目や手の届かない場所のノミ駆除にぴったりです。

燻煙剤は効果的なのですが使用する上で注意していただきたいことが2点ほどあります。まず一点目は火災報知機です。火災報知機を切らずに燻煙タイプの殺虫剤を使用すると、ほぼ反応してしまいますので、使用の際はカバーをするか電源を切っておきましょう。

二つ目の注意点は燻煙剤はダニの成虫しか駆除できない点です。その為、ダニの駆除に燻煙剤を使用する際は10~14日おきに3~4回連続で使用しましょう。

ダニの駆除第二のダニの駆除方法は除湿器の使用です。ダニは湿度が60%以下になると死滅しますので、駆除がうまく進んでダニが死ぬよう家の中を乾燥状態にしておきましょう。

三つ目のダニの駆除方法は専門業者に依頼することです。ダニの駆除業者は同じ燻煙剤を使用するにしても完全に密閉して作業したり、市販されていない駆除剤を使用していますので効果が見込めます。また、畳などを全て上げて徹底的に駆除しますので、隠れているダニや死骸までフルでケア出来ます。

ダニはアレルギーの原因になりやすい害虫ですし、繁殖力も高いので、心配な方は早めの駆除をお願いします。遅ければ遅いほど大変な事態に陥りやすいので、不安な方はダニ駆除専門業者に相談しましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫駆除110番

害虫駆除の新着記事

おすすめ記事