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給湯器が動かない!考えられる原因や具体的な対処方法について

公開日:2022.2.17 更新日:2024.4.16
給湯器が動かない!考えられる原因や具体的な対処方法について

お風呂のお湯を沸かしたり、冬場の洗い物で使ったりするなど、さまざまな生活シーンでなくてはならない給湯器。
そんな給湯器でも何かしらの原因で動かないトラブルが発生することがあります。

今回はそんな給湯器が動かない原因や対処方法について解説します。

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1.給湯器が動かない原因とは?

主な原因

電源がオフになっている給湯器のリモコンの写真

給湯器は何かしらの原因で動かないことはあります。主な原因は次の通り。

・リモコンの電源がOFFになっている
給湯器のリモコンがOFFになっていれば当然給湯器は動きません。動かないと思ったらまずはリモコンを確認しましょう。
また、給湯器のコンセントについてもしっかり差さっているか確かめておきます。

・ブレーカーが落ちている
漏電などが原因でブレーカーが落ちることがあります。自然現象などによってブレーカーが落ちた時は、ブレーカーを上げることで給湯器を再稼働させることができます。

・ガス供給が止まっている
ガスの供給が停止していると給湯器を動かすことはできません。

・エラーコードが表示されている
給湯器本体のトラブルがある時はリモコンにエラーコードが表示されます。
トラブルの内容は数字によってお知らせされます。

・給湯器が凍結している
気温の低下による配管の凍結によって給湯器が動かなくなることがあります。
気温が低い時期になると配管に溜まった水が凍結し、配管に亀裂が生じたり破損したりします。
北海道や東北、上信越といった寒さが厳しい地域は配管が凍結しやすいので要注意です。

・給湯器が故障している
本体の部品の不具合や劣化によって給湯器が故障している場合もあります。
故障している時は修理ないしは交換が必要です。

2.給湯器が動かない時の対処方法

具体的な対処方法

2つ並んだガスメーターの写真

もし給湯器が動かない時はすぐに業者に連絡することが大切です。
ただし、給湯器の状態によっては応急処置として個人で対応することもできます。
原因ごとの対処方法は次の通り。

・ガス供給が停止している
長時間の利用や過度な流量などでガス供給が停止することがありますが、以下の作業手順で復旧させることができます。

①ガスの利用を中止し、ガス栓を一通り閉めておく
②ガスメーターにある復帰ボタンを数秒間押し続ける
③その後1分ほど待つ
④液晶画面のガス止め表記や赤いランプが消えているか確かめる

もしプロパンガスをお使いの場合はガス切れを起こしている可能性がありますので、業者に見てもらいましょう。

・エラーコードが表示されている
リモコンでは数字でエラーコードが表示されます。数字ごとの対処法は次の通り。

002:水位の設定不良:一度、浴槽の水・お湯を抜いて再操作する
011:給湯燃焼のタイムオーバー:電源を入れ直す
111:給湯の点火不良:電源を入れ直す
140:過熱防止装置の作動:修理もしくは部品の交換
161:お湯の設定温度が上がりすぎている:お湯の水栓を閉め、運転スイッチを入れ直し、再度水栓を開く

・給湯器が凍結している
給湯器の配管が凍結していたら自然解凍されるまで待つ必要があります。無理に解凍しようとして熱いお湯をかけると破裂してしまうおそれがあるので注意です。

ガス給湯器の配管が破裂していることを確認したら、メーターボックス内の元栓を閉めて水の流れを止めます。

3.給湯器を交換するサイン

交換時期を見極めるポイント

給湯器のリモコンを操作している写真

故障が原因で給湯器が動かない時、場合によっては交換が必要になってきます。
給湯器が故障した際に交換すべきサインは以下の通り。

・設置して10年過ぎている
家庭用の給湯器の耐用年数は10年とされていて、これ以上経過すると使えなくなるおそれがあります。

また、古いモデルでは修理費用が高くことから、新しいモデルに買い替えてしまった方がお得になる場合もあります。
さらに新しい機種であるほど省エネ効率が向上しているため、ガス代を安く抑えることができます。

・水がお湯になるまでに時間がかかる
給湯器が故障していると、水道から水を出してお湯に変わるまでに時間がかかることがあります。
お湯への変換に余計な時間をかけないためにも、新しいモデルに交換しましょう。

・シャワーを出している途中で水に変わる
シャワーを使っている間に水に変わる場合があります。給湯器本体が故障していると、お湯を出していても水に変わってしまうことがあります。

・給湯器から煙が出てくる
もし給湯器から煙が出ている場合は、不完全燃焼を起こしている、または給湯器内部に異物が混入して燃えている可能性があります。
こうした状態のまま使い続けることは安全上の観点から危険です。直ちにガス栓を締め、メーカーに連絡しておきましょう。

4.給湯器が動かないときの修理は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

給湯器のリモコンを操作している写真

もし給湯器が動かないトラブルに直面しても、専門業者を呼べばすぐに解決してくれます。
業者をおすすめする理由としては次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には国家資格である液化石油ガス設備士などを持っているベテランスタッフが在籍しています。
個人ではなかなか難しいメンテナンス作業でも、業者であれば安全かつ確実に対応してくれます。

・事前準備をしなくてもいい
専門業者は電話1本ですぐに自宅まで駆けつけてくれます。こちらは何も準備しなくてもいいのでとても楽です。
また、支払い方法についても最近ではクレジットカード決済やQRコード決済にも対応してくれるところが多いです。

・給湯器に関する疑問を相談できる
給湯器のことを知り尽くしたプロですので、日頃の予防策や万が一トラブルが再発した際の対処方法など、こちらが知りたいことに何でも答えてくれます。
疑問に思うことがあれば積極的にスタッフに聞いてみましょう。

・アフターサービスが付いている
ほとんどの専門業者には現場の定期点検や修理後に不備があった際の無償修理をはじめ、さまざまなアフターサービスを受け付けています。
サービスの内容や保証期間は業者ごとに違うので、前もって確認されることをおすすめします。

5.給湯器が動かないときの修理の費用は一体いくらかかる?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

さまざまな原因で修理が必要になる給湯器ですが、気になるのがその費用。
給湯器の修理費用の相場は以下のようになります。

給湯器本体:7,000~9,000円
電装系の部品の不具合:9,000~10,000円
水制御系の機器の不具合:9,000~10,000円
安全装置の不具合:7,000~8,000円

ただし、これらの修理費用はあくまでも目安であり、お使いのメーカーや機種などによってかかってくる金額が変動することがあります。

また、スタッフがご自宅まで訪問される際の出張費用や給湯器の点検費用、早朝や深夜といった時間帯での割増料金なども加算されることがあります。

さらに、ガス給湯器本体以外にも、自宅に設置するにあたっての工事費用もかかる場合があります。

このようにある程度のお金がかかる給湯器の修理費用ですが、少しでも安く抑える方法があります。
それは見積もりを比較すること。
業者が提示してくれる見積もりは非常に重要で、同じ修理内容でも業者によって数千円も費用が違うことも。
もし修理費用に納得できない時はその場でお断りすることもできます。

また、業者ごとに実施している割引キャンペーンを調べておくこともおすすめします。
オンライン申し込み限定価格や期間限定割引など、さまざまなキャンペーンがありますので確認してみましょう。

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