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サッシの取り付け・交換・修理を業者に依頼するには?

公開日:2022.2.3 更新日:2024.4.3
サッシの取り付け・交換・修理を業者に依頼するには?

サッシの取り付けや交換、修理を業者に依頼する時のコツなどを紹介します。ここでの作業はガラス屋ではなくサッシ屋にお願いした方がいいと思われているようですが、街のガラス屋さんの多くはサッシも取り扱っています。正確に言えばガラス屋は窓周りの全てを請け負っています。現在はサッシ屋として営業している会社も昔はガラス屋だったということも少なくありません。ここからはサッシの取り付けや修理、交換をガラス屋に依頼した時の費用や作業時間、注意点などをお伝えしますので参考にして下さい。

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1. ガラス屋にサッシの修理などを依頼すると費用はいくら?

ガラス屋に依頼してサッシを交換・修理する費用や注意点を詳しく紹介します

サッシの費用相場のイメージ写真

この作業をガラス屋に依頼した時の費用は工法や内容により大きく異なります。サッシの歪みを直す作業でしたら、10,000円から12,000円です。歪みではなく破損箇所の部分的な修理でしたら30,000円から36,000円です。

サッシの交換には壁カット子法とカバー工法があります。壁カット工法とは、窓枠はそのままでサッシ全体を交換する方法で、窓ガラスの種類を変更する場合に多く用いられる工法です。

カバー工法とは、すでに付いているサッシの上から新しいものを被せるように取り付ける工法です。壁カット方式で窓ガラスのサッシを交換する費用は300,000円から500,000円なっています。

ちなみに同じ作業をカバー工法にすると100,000円から200,000円となります。ここでの価格はサッシの場所も関係しますので、通常が20,000円のサッシでも浴室になると30,000円から35,000円が相場となります。

ここまでの金額以外にも、普通のガラスからペアガラスにするためにサッシを交換する場合は、600,000円以上必要なこともありますし、出窓のサッシを交換する場合は、250,000円から300,000円必要になるケースもあります。いずれにしても、ガラス屋にサッシの交換や修理を依頼する時には、必ず見積もりを取りましょう。

2. ガラス屋がサッシの交換修理に必要な作業時間

サッシの修理・交換をガラス屋に依頼した時の作業時間は最短で60分

サッシを修理している写真

この作業をガラス屋に依頼した場合の作業時間は最短60分なのですが、作業規模や天候によっては半日以上必要になることがあります。最短と言うのは窓のサッシの一部を交換した場合の時間です。

90×180㎝2枚分の範囲のサッシをカバー工法で作業した場合は120分程度となります。大まかな手順としては窓を外してサッシを交換するのですが、屋外の作業がメインのため、雪や雨が降っていると作業時間が大幅に伸びるばかりか、最悪の場合、延期になる可能性もあります。二階の出窓のサッシを交換する場合は、材料の搬入などに時間がかかることが想定されます。

普通のガラスをペアガラスに変更する場合は、壁カット工法で新しくサッシを付け直さなくてはいけませんので、120分から240分は見ておいて下さい。また一口にガラス屋と言っても職人の腕には大きな差がありますので、それが原因で作業が伸びることも想定されます。ですので、お急ぎとは思いますが、この作業は余裕を持ってガラス屋に予約を取っておきましょう。

午後から出かける用事がある日の午前中などに予約したりすると、予定をキャンセルしなくてはいけなくなることもありますし、常にイライラしながら作業を見守らなくてはいけません。窓におけるサッシの役目は重要ですので、ガラス屋にしっかりとした施工をしてもらうためにも、時間には余裕を持ちましょう。

3. サッシの交換修理をガラス屋に依頼すると保険は適用される?

サッシの修理や交換をガラス屋に依頼した場合、火災保険が適用されることがあります

保険の説明をしている写真

この作業をガラス屋に依頼する時には火災保険の保険金が支払われることがあります。自分でサッシを破壊したり、経年劣化が原因でしたら支払われないのですが、地震や台風、水害などの天災でしたら、保険金が支払われます。

ただし免責金額が設定されている火災保険でしたら、それを超えた金額という事になります。

天災によって支払われる保険金は被害金額の合計です。例えば台風で窓ガラスが割れ、サッシが歪み、畳が水浸しになった場合は、窓ガラスの金額+サッシの金額+畳の金額という事になります。ですので、サッシだけで免責金額を超えていないからと言って請求しないのではなく、他にも被害が出ていないかしっかりと確認しましょう。

それらの手続きをガラス屋さんがまとめて行ってくれることがありますので、相談してみましょう。

それと、保険金が入るつもりでサッシを交換したら、給付されなかったという事もありますので、保険会社に電話で確認を取っておくと安心です。アパートなどの賃貸物件の場合は、オーナーが加入している保険が適用されることがありますので、勝手にガラス屋に依頼して直すのではなく、管理会社や家主に連絡して指示に従って下さい。

いずれにしても災害が起きてから保険を確認していては後悔するケースがありますので、定期的に保険証券をチェックしておくことをおすすめします。

4. サッシの交換修理をガラス屋に依頼する際の注意点

サッシの修理や交換をガラス屋に依頼する時の注意点を紹介します

ペアガラスのついたサッシの断面の写真

この作業をガラス屋に依頼する時の注意点としてまず紹介するのは誇大広告です。

インターネットやポスティングされたチラシを見ていると、サッシの交換15,000円~、という広告を目にすることがあります。相場から考えると激安の金額です。思わず電話しそうになるのですが、そのような広告を出すガラス屋には依頼しない方が無難です。なぜならそういう広告を出している会社でよくあるのが施工後の料金トラブルだからです。

最初は安いと思っていた費用も色々な追加料金が加算されて、蓋を開けてみれば通常よりも高くなっていたケースはままあることです。そのようなトラブルに巻き込まれないためにも、誇大広告ではなく、きちんと料金を明示しているガラス屋に依頼しましょう。

次に注意すべきは施工後の保証です。施工に自信があるガラス屋は5年保証などのサービスをつけていることが多いです。この作業で保証が無いから施工がいい加減という事はありませんが、サッシの修理や交換は大きなお金が必要になるので、出来るだけアフターフォローが充実しているガラス屋に依頼しましょう。

ここで注意すべきこととして最後に紹介するのは、価格だけで選ばないことです。サッシの種類は輸入品からハイグレードモデルまでたくさんあります。これらの中から選ぶには価格だけでなく性能も考慮しましょう。

5. まとめ

サッシの修理や交換をガラス屋に依頼する際の情報のまとめとポイント

窓ガラスを交換する事業者の写真

この作業をガラス屋に依頼する際の様々な情報をお伝えしてきましたが、最後にアドバイスも兼ねてポイントをまとめます。

まず多くのガラス屋はサッシ屋としても営業していますので、任せて安心です。

サッシの修理や交換は高額になることもありますので、見積もりを取ってしっかりと検討して下さい。その際は価格だけでなく性能や保証も含めて考えましょう。ここまでの情報が皆様のお役に立てれば幸いです。

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