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椅子を長持ちさせるための情報を紹介

公開日:2022.9.26 更新日:2024.4.11
椅子を長持ちさせるための情報を紹介

椅子の寿命や長持ちさせる方法、お手入れについて解説します。椅子をできるだけ長持ちさせて使いたい、そう考える人も多いでしょう。椅子の寿命は10年前後ですが、使い方によっては長くも短くもなります。この記事では椅子の寿命や長持ちさせる方法、お手入れの仕方について解説します。この記事を読めば、椅子を正しくメンテナンスして長持ちさせる方法がわかるでしょう。

1. 椅子の寿命は何年?

椅子の寿命は5年~8年!ただし使い方によって変わる

椅子に座っている男性の写真

椅子の寿命は5年~8年ほどです。ただし椅子の寿命は使い方によって変わるため、注意が必要です。

椅子の座面や背もたれにウレタンが使われている場合、正しい座り方をすることで椅子を長持ちさせられます。椅子の正しい座り方は、腰深くかけるようにして、背筋を伸ばして座りましょう。こうすることで、椅子に均等に負担がかかるため、長持ちします。逆に正しい座り方をしていない場合、椅子のへたり方が偏り、寿命が短くなる可能性も。

座り方によって寿命が変わるのはどんな椅子でも変わりません。椅子に浅く座る、足を組んで座るなどすると、負担が偏りやすいため注意しましょう。

椅子に使われている素材でも変わります。一般的なオフィスチェアーでプラスチックでできたものの場合は8年前後ですが、金属製の場合はもう少し寿命が長くなり15年ほどになります。また足にキャスターがついていないものの場合はキャスターありのものよりも寿命が長くなるでしょう。

また椅子の高さを調整するガス圧シリンダーがある場合、その部品にも寿命があります。メーカーごとに保証期間が設定されており、2年程度保証されているのが一般的です。これは毎日8時間程度使うことを想定して設定されています。

2. 椅子を長持ちさせるためのポイント①

長持ちさせるポイント①:椅子の正しい座り方を心がける

正しい方法で座っている女性の写真

椅子を長持ちさせるポイントは椅子の正しい座り方を心がけることです。椅子に深く腰かけ、背筋を伸ばして座ります。これが椅子の正しい座り方です。

負担をかけてしまう座り方は例えば以下の座り方があります。
・片方の足を浮かせて座る
・背もたれにふんぞりかえるように座る
・椅子の片側に座る

片方の足を浮かせて座るような場合は片方の足に大きな負荷がかかります。そのため、足の寿命が短くなり、足が折れるなどの可能性があるでしょう。

また、ふんぞりかえっている場合、背もたれに大きな負担をかけます。背もたれがへたりやすくなるため、このような使い方も避けましょう。

また、椅子の片側に座っていると、片側だけへたる場合があります。片側だけへたることで、椅子のへたり具合が変わり、身体に余分な負担をかける可能性があるでしょう。椅子に座るときはできるだけ優しく座りましょう。椅子に座るとき音がなるくらい勢いよく座ってないでしょうか。そのような座り方は椅子に強い負荷を与えます。そのため、座るときは少し優しく座ることで、長持ちするでしょう。

3. 椅子を長持ちさせるためのポイント②

長持ちさせるポイント②:ローテーション、こまめな掃除、早めの修理

椅子の掃除を行っている男性の写真

椅子を長持ちさせるポイントはローテーションさせること、こまめな掃除、早めの修理があります。椅子は毎日使い続けることで、へたりやすくなります。そのため、複数の椅子がある場合は定期的に別の椅子に座りかえることです。定期的に交換することで、負担が減るため、長持ちさせることができるでしょう。

また、こまめな掃除も大切です。汚れがある場合はその汚れによって、表面のダメージがあり、カバーのひび割れなどの原因になります。また早めの修理を心がけることも大切です。修理する必要がある椅子を放置しておくと、負担が偏り、より重大な故障の原因になります。

椅子の修理は椅子の修理業者に依頼することで、直せるため、早めに修理を依頼することがおすすめです。早めに修理することで、椅子への負担が小さくなるため、椅子が長持ちするでしょう。

椅子を長持ちさせたい場合は、カバーをつけることもおすすめです。カバーをつけることで、椅子の表面の汚れを防げます。カバーを取り除けば、簡単にきれいな状態になるため、椅子を長持ちさせるためには有効です。カバーを定期的に洗えば、カバーも長く使えます。

4. 椅子を長持ちさせるお手入れ方法

椅子の手入れは天然皮革、合成皮革、布、ウレタンで手入れ方法が変わる

革製の白い椅子の写真

椅子の手入れは天然皮革、合成皮革、布、ウレタンで手入れ方法が変わります。天然皮革の場合は、天然皮革用のクリーナーを利用して、手入れしましょう。汚れがついた場合はすぐに拭き取ってください。

合成皮革の場合も専用のクリーナーがあるため、それを定期的に利用してきれいにします。天然皮革と同様に汚れには弱いためすぐに拭き取りましょう。

布製のものの場合は汚れがついたらこまめに拭き取ることが大切です。中性洗剤を薄くつけて汚れを落とせます。それ以外のメンテナンスは不要ですが、汚れが落ちない場合は張り替えることも選択肢です。

布のものは張り替えコストが安いため、張り替え費用もそれほどかかりません。布製のものは柄やバリエーションが豊富なので、気分で変えてもよいでしょう。

オフィスチェアの場合は拭き掃除で対応します。固く絞った雑巾で全体をささっと拭き取りましょう。毎日使うもののため、メンテナンスがしにくいものですが、こまめに掃除をすれば長持ちするでしょう。メッシュ状になっている場合、汚れにくいですが汚れを落とすのは難しいため、メンテナンスはしにくいことが欠点です。

5. 椅子を長持ちさせる情報まとめ

椅子の寿命は正しい座り方とメンテナンスが大切!こまめにお手入れしよう

長く使われている椅子の写真

この記事では椅子の寿命や長持ちさせるポイントやお手入れについて解説しました。

椅子は材料にもよりますが5年~8年ほどが寿命ですが、正しい使い方とメンテナンスを心がければ、より長持ちさせて使えます。

この記事を参考に大切な椅子を長く使いましょう。

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