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雨漏りの修理は自分でできる?DIYの方法や業者に依頼した場合の費用について解説

公開日:2022.12.15 更新日:2024.4.16
雨漏りの修理は自分でできる?DIYの方法や業者に依頼した場合の費用について解説

天井などから雨漏りがしてきたら、早急に対処することが肝心!
そんな雨漏り修理は自分でもできるのか気になる方も多いはず。

今回は、雨漏り修理を自分で行うための方法についてご紹介します。
また、雨漏り修理業者に依頼した場合の費用についても解説しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

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1.雨漏りが起こる箇所

雨漏りしやすい場所

雨漏りをバケツで受け止めている写真

雨漏りが発生した際には業者に依頼もしくは自分で補修しておく必要があります。
それでは具体的にどういった箇所で雨漏りは発生するのでしょうか。
自宅内において特に雨漏りしやすいのは次の4箇所です。

・屋根
自宅において最も雨漏りが発生しやすい箇所です。常に外にさらされていることから、経年劣化やダメージの影響を受けやすくなっています。
瓦やスレートなどにひび割れを起こしていると雨漏りが起こります。
もし天井から水が落ちてきたら、屋根に原因があると考えていいでしょう。

・窓
屋根とともに雨風から保護してくれる窓ですが、こちらも雨漏りするおそれがあります。
窓ガラスと窓枠のサイズが合っていなかったりシーリング材が合っていなかったりすると、隙間から雨水が入り込んできます。

・ベランダ
人の出入りが多いことから、こちらも使用しているうちに傷んできます。
排水口が詰まるひび割れしている箇所がある防水シートが劣化しているなどの要因で雨漏りが発生します。

・外壁
外にさらされている箇所であることから、外壁についても雨漏りに注意しなければならなりません。
ひび割れを起こしていたり、サッシの枠と防水シートの間にすき間ができていたりすると雨漏りの原因となります。

2.雨漏りしている時の応急処置修理を自分で行う方法

具体的なやり方

屋根修繕のイメージ写真

ここでは雨漏りが発生した際に自分で行う補修方法についてご紹介します。
たとえ業者に依頼される予定があっても、やり方を知っておくことで雨漏りによる被害の拡大を防ぐことにつながりますよ。

・ビニールシートを被せる
天井から雨水が落ちてくるときはビニールシートで受け止めておきましょう。
使用されるビニールシートに関しては余裕を持って少し大きめのものを選ぶといいでしょう。
なお作業される際には、なるべく一人ではなく二人で行うと安心です。

・防水テープを貼る
雨漏りしている箇所の面積が小さければ防水テープが役に立ちます。
使い方は簡単で、ひび割れやちょっとした隙間に貼り付けるだけ。

・コーキングを打ち直す
外壁が劣化している場合は、コーキング剤を打ち直して補修します。
以下はコーキング作業で必要な道具であり、これらはホームセンターで購入できます。
・コーキング剤
・コーキングガン
・カッターナイフ
・下塗り材
・ヘラ
・マスキングテープ

具体的な作業手順は次の通り。
1.古いコーキングをカッターナイフで取り除いていく
2.打ち直す箇所を洗浄する
3.打ち直す箇所の周りにマスキングテープを貼
4.ハケを使って下塗り材を塗っておく
5.コーキングガンで補修箇所にコーキング剤をスプレーする
6.ヘラを使ってコーキング剤を成形する
7.マスキングテープを剥がして、1日~2日程度乾燥させる

3.雨漏り修理を自分で行う際の注意点

ケガのリスクに要注意

注意事項のイメージ写真

上記のやり方で雨漏り修理を自分で行うことは可能ですが、作業にあたっては注意しなければならないことがあります。

・ケガのリスクがある
雨が降ってからの屋根は非常に滑りやすくなっていて、屋根の上での作業に慣れていないと転落する危険性があります。
多くの一戸建て住宅の場合ですと屋根の高さが6~9mあるので、転落してしまうと重症につながります。
特に傾斜が大きい屋根になりますと素人での作業は不可能になりますので、業者にやってもらうのが望ましいです。

・屋根や外壁を破損させる
屋根は丈夫に作られているので、なかなか破損しないのではと思われるかもしれません。
しかし経年劣化している屋根材になりますと、ちょっとした不注意で破損してしまうことがあります。
そうなると修理が二度手間になるだけではなく、雨漏りの被害を拡大させることにもつながります。

・修理にムラが出る
住宅の雨漏り修理は家の構造をきちんと理解していないと作業できないので、素人が行うとどうしても作業の出来にムラが生じます。
また、具体的な被害個所の特定にも専門知識や経験が求められるので、DIYによる作業になりますとそうした箇所を見落とすことにつながります。
きちんと雨漏りの原因を調査するためにも、業者に依頼しておきましょう。

4.雨漏り修理を自分でできない時は業者にお任せ

専門業者の選び方

屋根修繕のイメージ写真

前述したように雨漏り修理は自分でやるより業者にお願いするのが得策です。
ただし、雨漏り修理業者はたくさんあるのでどれを選べばいいかわからない方もいらっしゃるかと思います。そこで数ある業者から優良業者と呼ばれるところを見抜くポイントをご紹介します。

・実績が豊富である
業者選びで一番重視しておきたいのが作業実績。多くの業者のホームページには過去の作業実績や施工事例が掲載されています。

・業者の口コミを確認する
一般的に優良業者と呼ばれているところは、依頼された方から高い評価を受けています。業者のホームページや口コミサイトなどで確認しておくといいでしょう。

・スタッフの対応が丁寧である
実際に来てもらった担当スタッフの対応も注目すべきポイント。依頼者や現場近隣に住んでいる人たちに対してきちんとした対応ができる業者であれば、安全かつ確実に作業してもらえます。

・アフターフォローが充実している
雨漏り修理で欠かすことのできないのがアフターフォロー。
作業後の定期点検や万が一再発した際の無償修理など、さまざまなサービスを行っています。
業者によってサービス内容や保証が適用される期間は異なるので、事前に確認しておくようにしましょう。

5.業者に依頼するといくらかかる?

業者に依頼した場合の費用相場

費用相場のイメージ写真

雨漏り修理を自分ではなく、業者にお願いする際に気になるのが作業費用。一般的に雨漏りの修理にかかる費用相場は次のようになります。

屋根からの雨漏り(軽度):50,000~300,000円
屋根からの雨漏り(中~重度):300,000~2,000,000円
天井の雨漏り:50,000~150,000円
ベランダからの雨漏り:50,000~150,000円
外壁からの雨漏り(軽度):100,000~500,000円
外壁からの雨漏り(中~重度):800,000~1,500,000円

ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、施工を行う箇所の面積や工事の難易度によって費用が上下することがあります。

このように何かと費用のかかる雨漏り修理ですが、少しでも安く抑える方法があります。
一つは業者の見積もりを活用すること。
提示される見積もりには具体的な作業内容とその費用が掲載されています。
業者から提示された料金の見積もりに納得がいかない場合は、その場で依頼をお断りすることが可能です。
少なくとも3社以上から見積もりをとっておき、それを比較することで、地域で最もお得な業者を探すことができます。

もう一つは割引キャンペーンを利用すること。
業者によっては期間限定の割引料金やオンラインで申し込みされた方限定の割引などが利用できるところもあります。
ご自宅付近にある業者を見つけたら、利用できそうな割引キャンペーンをやっているか確認しておきましょう。

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