本文へ移動

畳の張り替え方法について幾つかご紹介します

公開日:2021.11.29 更新日:2024.4.9
畳の張り替え方法について幾つかご紹介します

畳の張り替えには、表替え、裏返し、新調の3つがあります。古くなった畳を新しくしたいという人も少なくないかと思いますが、畳のリフォームには、表替え、裏返し、新調の3つの方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

この記事では畳を新しくするリフォームのそのやり方や手順、メリットとデメリットについて簡単に比較できるようにまとめました。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

総合リフォームのROY株式会社

張り替えについて紹介します

畳の張り替えはい草の質で大きく変わる

畳が外された部屋の写真

畳の張り替えとは大まかに表替えと裏返しと新調の3つの方法がありますが、その値段はい草の品質で大きく値段が変わります。

近年では中国産のい草が増えており、安価な畳をお求めの場合には採用されることが多いですが、中国産のい草は品質にムラがあり、耐久性が安定しないというデメリットがあります。これに対して国産畳の場合にはい草の品質が安定しており、耐久面では中国産より上です。

その中でもグレードがあり、折り込むい草の量が多ければ多いほど値段が上がりますが、耐久性や仕上がりの良さが変わります。

また特に畳表を裏に返す裏返しを検討している場合、高級なものほど裏へのダメージが少なく、裏返しした場合の仕上がりも良くなります。

それぞれメリットはありますが、今自分が使っている畳の状態がどうなのか、何年利用しているのか、どのくらいの品質を求めているのかによって、最適な答えは変わります。自分の好みに合わせて最適なものを選びましょう。またい草のグレードだけではなく、畳表の経糸の種類によっても価格は変わってくるので、頭に入れておきましょう。

表替えについて紹介します

表替えは畳表だけを新しくする方法!

表替えされた畳の写真

畳の表替えとは、畳の表面のい草で囲われている部分(畳表)のみを新しくするリフォーム方法です。畳の中の部材には手をつけないため、畳が比較的新しいものやダメージが少ない場合に有効なリフォーム方法です。

畳の芯がそれほど痛んでなければ、見た目はほぼ新品とも言える状態に仕上がります。ただし、中の芯材はそのまま使うことになるため、中の芯材そのものの痛みが進行してしまっていると、表替えでは対応できない場合もあります。

表替えの費用としては大まかに1畳5,000~12,000円程度ですが、畳表に利用されるい草のグレードなどによっても価格は変わります。

表替えをするタイミングは大まかに新調してから4~8年程度、裏返しをしてから、4年程度と言えます。

畳の芯材の劣化が進行している場合、畳の上を歩く場合に沈むような感覚がある、明らかに凹んでいるなどの様子が見られるようであれば、畳の新調をするべきです。また既存の畳表がまだきれいな状態であるならば、畳表を裏に返す裏返しで対応できる場合もあります。

■関連記事
畳の表替えとは?張り替えに役立つさまざまな情報を紹介します

裏返しについて紹介します

裏返しはコストを最も抑えられるが、畳の状態が重要

裏返しされた畳の写真

畳の裏返しは既存の畳表を裏に返し、張り替える方法です。畳表を裏返すのはその畳表で1度しかできませんが、裏までダメージが進行していない場合には見た目もほぼ新品同様に仕上がります。

既存の畳表と芯材を利用するため、畳の張り替え方法としては最もコストがかからない方法だと言えます。大まかに1畳あたり、3,000~4,000円ほどかかります。ただしこの裏返しは畳表がまだ一度も裏返しされていない場合に有効な方法です。

また畳表が6年以上利用されているようなものの場合には、劣化が裏面にまで到達している場合もあります。このような畳表を裏返してもきれいには仕上がらないため、そのような場合には、畳の表替えか畳の新調を検討しなければならないでしょう。

畳の裏返しが可能かどうか、その判断はご自身では難しい場合も難しくありません。大まかにはその畳表や畳を利用した年数で判断をすることがおすすめですが、不安な場合には畳のリフォーム業者に確認することがおすすめです。

■関連記事
畳の裏返しとは?適したタイミングや費用相場などについて解説します

新調について紹介します

畳の新調は全て新しくでき、縁なしのものもある

新調された畳の写真

畳の新調は、畳表だけではなく、中の芯材も含めて全て新しく取り替えることです。畳の張り替えの選択肢の中では最も手間と費用がかかりますが、古くなった畳を全て一新できます。

畳の芯材の耐久性は大まかに10~15年と言われており、そこまで今の畳を使っている場合であれば、新調を検討しましょう。また畳表の張り替えなどを行わずにいると、劣化が進行しやすくなり、より早い段階での新調が必要な場合も考えられます。

足で踏んだら畳が沈む、明らかに凹んでいる、というような状態の場合には、芯材の劣化が原因と考えられますので、新調を検討しましょう。

また新調ではなく、表替えや裏返しで対応できる場合もあるため、畳の新調はそれらができない場合の最終手段だと考えましょう。

畳の新調は、畳表のい草のグレードだけではなく、中の芯材を何にするのかによっても変わります。畳の芯材はワラ床やスタイロ床、建材床という種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。その家の環境に合わせて最適な床材を選びましょう。

■関連記事
畳の新調とは?ベストな時期や価格などを解説します

畳の張り替え方法のまとめ

畳の張り替えは、畳の状態に合わせて最適な方法を選びましょう。

劣化が進んだ畳の写真

ここの記事では畳の張り替えにどのような方法があるのかについて具体的にお伝えしました。

畳の張り替えは既存の畳の状態がよければ裏返しや表替えというコストをかけずにリフォームする方法が採用できます。自分の家の畳の状態に合わせて最適な方法でリフォームしましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

総合リフォームのROY株式会社

畳・ふすま張替の新着記事

おすすめ記事