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パソコンの症状がおかしい!トラブルの対策法をご紹介

公開日:2021.12.1 更新日:2024.4.10
パソコンの症状がおかしい!トラブルの対策法をご紹介

フリーズしたり画面が真っ暗になったり、キーボード入力ができなくなったり。
パソコンで現れるトラブル症状はいつも突然です。あまりに急なことで慌てますし、どうしていいのか分からなくなりますね。
特に大切なデータなどが保存されていると、一刻も早く復旧させたい気持ちになります。

そこで今回はパソコントラブルの症状を原因別に紹介していきますので、解決の際の参考にして下さい。

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1.パソコンのトラブル症状①水没

パソコンが水没した時の症状。意外と直後は使用できることが多いです

パソコンのキーボードにコーヒーをこぼしている写真

パソコンには大きく分けてデスクトップパソコンとノートパソコンがありますが、水没トラブルが圧倒的に多いのがノートパソコンですね。どうしても持ち歩くことが多いですし、突然の雨によって濡れたりするケースもあります。

ただ水没と言っても浴槽の中に落としてしまうというトラブルはあまり聞いたことがありません。ジュースをこぼしてしまったり、窓際に置いていて結露で濡れたり等々。

実はパソコンは水没したとしても、しばらくは使用することが出来ます。しかし修理せずに使い続けていると液晶の一部が映らなくなったり、キーボードが反応しなくなるなどの症状が表れます。最悪の場合マザーボードがショートしたり、ハードディスクがクラッシュして完全に故障してしまうことも。そうなってからではデータのサルベージも難しくなってしまいますので、症状が表れる前に対処することが水没トラブルでは重要となります。

ネット上などの情報ではドライヤーをあてて乾かせばいいとか、そのうち乾くから放置でいいなどの誤情報が出回っていますが、決してそのようなことはしないで下さい。症状が治まるどころか、逆に悪化させてしまいます。水没を確認した時は、バッテリーや電源ケーブルを全て外し専門の業者に持ち込むことこそ症状を悪化させないコツです。

2.パソコンのトラブル症状②ハードディスク

ハードディスクが不具合を起こした時の症状。カリカリ音がすることも

パソコンのハードディスクを点検している写真

ハードディスクの不具合でとても分かりやすいのがです。通常パソコンからはファンの音やデータを読み込んでいる時の音が出ていますね。ハードディスクからデータを呼び出したり、保存したりする時もカタカタと音がします。この音がカリカリに代わったら要注意。最初はたまにしか聞こえないのですが、段々と間隔が短くなり、ボリュームもアップします。

これは「もうすぐトラブルが起こるかもしれませんよ」というハードディスクからのサインです。その症状を無視して使用し続けていると、ある日突然パソコンが立ちあがらなくなったり、液晶が真っ青になるなどのトラブルに発展します。

現在ではハードディスクの寿命を調べることが出来る便利なwebサービスもありますので、定期的にチェックしておくことをおすすめします。

その他の症状としては保存しているデータの一部が消えたり、ファイルが壊れて開けない、勝手に再起動してしまうなどの症状もあります。最悪のケースではハードディスクから焦げ臭いにおいがすることも。そうなってからでは遅いので、クラウドサービスや外付けハードディスクなどに大切なデータはバックアップしておきましょう。

最近のパソコンは非常に気が利くので、ハードディスクに問題が起きつつあります、などとメッセージが表示されることもあります。

3.パソコンのトラブル症状③データトラブル

データトラブルが起きた時の主な症状はファイルが開けなくなることです

パソコンを操作している写真

データトラブルの症状は比較的わかりやすいので簡単に紹介します。

例えばワードで会議の文書や卒論を書いていたとします。それを保存して次の日に続きを書こうとすると、ファイルが開けない、開こうとするとエラーが表示されたりします。

パソコンで使われているのは数字の0と1だけですね。例えば今回保存したデータが『0011001』だったとします。それが保存されるときや呼び出すまでの間に何らかの理由で『0010001』になってしまいます。こうなると最初の数字のデータは呼び出すことが出来なくなりますので、データトラブルということになります。

データトラブルの難しいところは原因が特定しにくいことにあります。パソコンウィルスの仕業かも知れませんし、ハードディスクの故障が原因かも知れません。単純に保存している最中に何らかのノイズが入って数字が書き換わってしまったことも考えられます。

いずれにしても開くことが全くできない症状が出た時は、データの復旧は難しいと考えるのが無難です。その代わりと言ってはなんですが、事前にできる対策はたくさんあります。ハードディスクの症状でも少し触れたように、外付けハードディスクやフラッシュメモリーなどの外部機器にコピーを作って置いたり、保存先をCドライブではなくDドライブにしておくなどです。

4.パソコンのトラブル症状④ウィルス感染

パソコンがウィルス感染した時の症状は多岐に渡りますので個別に紹介します

パソコンウィルスのイメージ写真

パソコンウィルスは本当にさまざまな症状を引き起こしますのでひとつづつ紹介します。

まず代表的なのがデータの抜き取り。これは自分のパソコンの中に勝手に裏口を作られることで起こる症状です。家に例えて説明すると、いくら玄関のカギを頑丈にしても赤の他人が勝手に裏口を作っていたら泥棒に入られ放題ですし、貴重品も取られ放題になってしまいますね。パソコンでもウィルスに感染すると、同じことが起こります。

Amazonや楽天などでお買い物をする時にはパスワードを入力します。それを勝手に盗まれるという症状です。その他で言えばメールを送信した覚えが無いのに、アドレス帳全員にメール(ウイルス付き)を送っていたり、データを破損させられたりします。昔のウィルスで良く見られた症状は全てのプログラムが滝のように消えていくものもありました。

何年か前はビットコインで身代金を払わないと、データが読み取れなくなる症状が特徴的なランサムウェアというウィルスも流行しました。ウィルス感染で表れる症状はいずれも深刻な状況になるものが多いので、インフルエンザと同じく症状が出てから対処するのではなく、感染しないように予防することが重要となってきます。

5.パソコンのトラブル別症状のまとめ

パソコンのトラブル症状のまとめとポイントのおさらい

パソコンが故障して困っている女性の写真

パソコンに関するさまざまな症状を紹介してきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

パソコン内でトラブルが起こると多くは症状が表れますが、マルウェアのように、症状がわかりにくいトラブルもありますので、少しでも異変を感じたら早めにショップに持ち込むようにしましょう。

それと万が一のことを考えて、定期的に大切なデータを外部HDDなどにコピーしておきましょう。

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