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家具別の修理情報を紹介しますvol.1

公開日:2022.11.11 更新日:2024.4.10
家具別の修理情報を紹介しますvol.1

椅子やテーブル、ソファ、ベッドなど、大切に使いたい家具が傷んで困っている人は多いのではないでしょうか。買い替えを検討するのも選択肢ですが、場合によっては修理だけで対処できる場合もあります。

この記事では椅子、テーブル、ソファ、ベッドの修理情報や対処法についてお伝えします。この記事を読めば、大切な家具を長く使うためにどう修理すればよいか、その方法がわかるでしょう。

椅子の修理について紹介します

椅子の修理は座面の張り替えが多い。椅子のぐらつきは早めに対処を

椅子の裏面にあるネジを締め直している写真

椅子の修理で多いのが座面の張り替えです。椅子の座面は毎日使うもののため、適切にメンテナンスができていないと傷みやすくなります。座面はその素材に何を使っているかでメンテナンス方法や耐用年数が変わります。

具体的には合皮、本革、布の3種類です。合皮の場合は価格が安価でDIYに挑戦しやすいものの、劣化しやすいことがデメリットです。そのため、手軽に張り替えできるものの、メンテナンスをしている場合でも、5年前後で張り替えが必要になります。

本革の場合はメンテナンスをすれば長く使えますが、反面価格が高くDIYが難しいことがデメリットです。DIYでも作業できなくはないのですが、失敗した場合は材料費が無駄になり、ハイリスクなため、あまりおすすめできません。

布のものは見た目の印象がよいですが、汚れやすく、適切に扱えていない場合はカビやダニなどが発生するため、扱いが難しいでしょう。

椅子がぐらつく場合は早めの修理が大切です。椅子のぐらつきを放置すると、劣化が進行し、対処が難しくなるため、早め早めに対処しましょう。軽度なぐらつきの場合はボンドなどで自分で対処できます。ただし、程度がよくない場合や、複数箇所で処置が必要な場合は椅子の分解が必要になり、難易度が上がってしまいます。そのため、ぐらつきの程度がひどい場合は家具の修理業者に修理を依頼しましょう。

テーブルの修理について紹介します

テーブルは塗装が剥がれることが多いがサイズ変更や足の調整なども関わる

テーブルのネジを締め直している写真

テーブルの修理で多いのはテーブルの塗装の剥がれ、足の調整、サイズ変更です。テーブルの修理が必要になる場合で多いのが、再塗装でしょう。

テーブルは毎日使うもののため、年月を経るとどうしても塗装が剥がれてしまいます。そのため2~3年に一度くらいの頻度で再塗装が必要です。再塗装は無垢材や集成材の場合は、それほど難しくはなく、2万円~3万円ほどで対処できます。ただし、突き板の場合は表面が塗装で仕上がっていないため、塗装できない場合もあります。

突き板のテーブルは無垢のテーブルや集成材のテーブルと比べると価格が安いため、修理をするよりは新しいものに買い替えをするのも選択肢です。

無垢や集成材のものは再塗装を定期的にしていれば、テーブルが傷むことも少なく、テーブルを長く使えます。

テーブルの足は長く使っていると、足の長さが変わる場合もあるため、ぐらつく場合は家具修理業者に修理してもらいましょう。

テーブルの修理でサイズ変更をする必要がある場合もあります。テーブルのサイズ変更は材料やテーブルの構造によって作業手順が変わる上、きれいに仕上げるのが難しいため、家具の修理業者に任せるのがおすすめです。

ソファの修理について紹介します

ソファの修理は表面だけではなく、内部の詰め物も交換できる

ソファの表面が劣化している写真

ソファの修理は表面の張り替えではなく、内部の詰め物も交換できます。そのため、ソファの修理を定期的に行えば、本体を買い替える必要はほとんどないため、長く使えることがメリットです。

ソファの表面は本革や合皮、布など大まかに分けると3種類から張り替えられます。合皮は安価で種類が多いですが、耐用年数が低めということが特徴です。反面本革の場合は見た目に高級感があるのに加えて、耐久性も高いことが特徴ですが、価格が高いことが気になるでしょう。布の場合は他の素材にはない風合いがありますが、反面、ダニが発生するリスクがあるため、衛生面でしっかりと管理しなければいけません。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分にあった素材で張り替えしましょう。

ソファ内部の詰め物も交換できます。ソファにもよりますが、詰め物として使われていることが多いのが、ウレタンやスプリングです。これらのものを取り替えることで、見た目にへたれている場合でも、新品同様の見た目になります。もちろん座り心地も改善されるでしょう。費用もかからないため、余程劣化が進んでいるのでなければ買い替えよりもソファの修理をする方がコスパがよいでしょう。

ベッドの修理について紹介します

ベッドは床板の修理が大切。安全のために業者に依頼するのがおすすめ

ベッドの修理を行っている男性の写真

ベッドは毎日身体を支える床板が傷みやすく、補修が必要になりやすい部分です。ベッドの床板が傷んでいる場合は、自分で修理する方法と、業者に依頼する方法がありますが、業者に依頼するのをおすすめします。なぜなら、自分で修理する場合、床板が適切に修理できていないと床板が抜けて怪我などのトラブルに発展する可能性があるからです。

床板はそれぞれサイズや形状が異なり、場合によっては適切なサイズや形状の床板が購入できない場合があります。ベッドにあっていない床板に取り替えてしまうと、安定性がなくなり、何かの拍子に床板が外れてしまうことも。

そのようなトラブルを回避するためにも、少々自分で修理するより費用がかかってしまいますが、ベッドの修理業者に頼むのをおすすめします。

ベッドの修理業者に依頼するより前に、ベッドの保証期間をまず確認しましょう。ベッドには保証期間が設けられており、保証期間内であれば無償で修理対応してくれます。別の業者やDIYなどで修理してしまうと、保証が受けられない場合もあるため、ベッドでトラブルがあった場合はまず保証期間を確認することで、余計な出費を回避できるかもしれません。

家具別の修理情報まとめvol.1

椅子、テーブル、ソファ、ベッドは修理することで長く使える

ソファの修理を行っている写真

この記事では椅子やテーブル、ソファ、ベッドの修理方法について解説しました。

これらの家具は毎日使うもののため、年月が経つとトラブルが起こりやすいものですが、修理で対応できるケースも多々あります。

この記事を参考に適切な修理を行い、大切な家具を長く使いましょう。

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