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ガラスに台風対策を!トラブルを未然に防ごう

公開日:2022.12.15 更新日:2024.4.11
ガラスに台風対策を!トラブルを未然に防ごう

おもに6月から10月にかけて上陸してくる台風。直撃されると水のトラブルや家屋の倒壊などが起こることは広く知られています。
その中でも頻繁に被害が出やすい場所として考えられるのがガラスです。気をつけておかないと、片づけでも手を切ったり足を怪我したりと厄介です。

そこで今回は、台風により起こるガラスのトラブルの中でも、窓ガラス、網戸、自動車ガラスに絞って紹介していきますので、予防・対策の参考にしてください。

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1.台風によるガラスのトラブルとは?

台風によるガラスのトラブルはさまざま。原因を知って事前に対策しておきましょう

窓ガラスにテープを貼っている写真

まず大前提としてガラスは衝撃に弱いものです。種類によって若干の異なりがありますが、係数以上の力が加わると簡単に割れてしまいます。

台風によるガラス被害で考えられる原因が、風によって物が飛んできた場合。台風の時には屋根瓦などの高い位置にあるものだけではなく、地面に置いていた植木鉢やプランターなども舞い上がることがあります。それらが窓ガラスや自動車ガラスにあたってしまうことで、割れやヒビトラブルに発展します。

超大型台風の場合は風自体が原因になることも。ガラスというのは四方を固定されていますから、瞬間的に強い力が加わると歪曲し、最終的に割れへとつながります。どのくらいの強さで割れるのかについては、使用しているガラスの種類によって異なります。ですので、窓ガラスは割れるものだという意識で対策しておくことが重要です。

少しのズレはありますが、台風の進路は2、3日前には分かります。お住まいの場所が台風のルート上にある時は、ガラスが割れた時の飛散防止としてフィルムを貼ったりダンボールなどを準備しておきましょう。車の場合でしたら、駐車する位置や場所を、風が当たらない場所に変更しておくだけでもリスクは大きく低下します。繰り返しになりますが、台風によるガラストラブルには備えが大切です。

2.台風によるガラスのトラブルの事例を紹介します

台風によるガラスのトラブルは割れとヒビによる雨の浸入が主

ひびが入った窓ガラスの写真

ここで最初に紹介する窓ガラスのトラブルが割れやヒビ。前述した通り窓ガラスに使用されている板ガラスは簡単に割れてしまいます。仮に割れまで発展しなくてもヒビが入ることは頻繁に起こります。例えば、一度目の台風接近時にヒビが入り、それを見落としていると、二度目の台風で割れてしまったというケースもありますから、注意が必要です。

当然窓ガラスが割れると雨が自宅内に浸入してきますから、窓のそばに置いていたテーブルやソファ、電化製品が濡れてしまい、廃棄しなくてはいけないこともあります。和室では畳が濡れて駄目になることも。そうなってはたくさんのお金が必要になりますから、お気を付けください。

また、板ガラス(フロートガラス)の断面は非常に尖っています。少し触れただけでも指の先端や足などに怪我をする危険があります。詳しくは応急処置欄で紹介していますが、少なくとも素手で作業することだけではさけましょう。特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、窓と距離をとっていただき、割れたガラスが体に当たらないようにしてお過ごし下さい。雨戸を閉めているケースでも万が一に備えて、窓側でくつろいだりしないように。ただでさえ台風の時には通院なども含めた応急処置が難しいので、トラブルを予想して対策しておくことです。

3.台風による網戸のトラブルを紹介します

台風による網戸のトラブルはレールから外れて飛んでいくこと

網戸を外に出している写真

ここでの台風トラブルとして多いのが外れて飛んでいくことです。種類により若干異なりますが、網戸の重さは2.7㎏~3.8㎏ほど。台風は車ですら横転させる力を持っていますので、網戸を飛ばすことくらい造作もない事です。

地面に落ちたままであれば何も問題ありませんし、風雨が落ち着いたあとで再度取り付ければいいのですが、舞い上がって飛んでいくことがあります。網戸の枠はアルミやステンレスですので、人や車にあたってしまうと非常に危険です。

また自宅の網戸が隣家の窓ガラスを割ったというケースも。そのようなトラブルを起こさないためにも、台風シーズンを迎える前に調整ネジなどの確認をしておきましょう。

その他のトラブルとしては網戸の破れです。飛んできた石や木の枝などがあたり、網戸が破れてしまうことがあります。網戸の張り替えは簡単ですので、自身でチャレンジしてみて下さい。業者に依頼するよりも数千円お得に修理することが可能です。もし台風による網戸のトラブルを防止したいのであれば、事前に外しておきましょう。網戸の上部分にある外れ止めネジを緩めるだけですので簡単です。ただし、窓の下が共有の通路や道路になっているお宅でしたら、途中で落下してしまうことがありますから、慎重に作業して下さい。

4.台風による自動車ガラスのトラブルを紹介します

台風による自動車ガラスのトラブルは傷やヒビ割れ。通過後は入念にチェック

割れてしまったフロントガラスの写真

他の箇所に使用されているガラスと違い、自動車ガラスには中間膜がありますので、台風の時でも余程のことが無い限り割れるというケースは少ないです。

台風トラブルで起こりやすいのが傷やヒビ割れ。瓦などの重量物が当たった場合は大きなひび割れが出来ますし、小さな小石でも目に見えないような傷がつくことがあります。

窓ガラスや網戸でしたら1~2万円前後で修理することも可能です。しかし、フロントガラスの交換となると5万円以上は確実にしますし、場合によっては10万円を超えることも。さらに窓ガラスが割れていても家に住むことは出来ますが、自動車ガラスが割れている状態では運転することができません。仮に運転したら道路交通法違反となります。

このトラブルの厄介な点が目に見えない小さな傷です。自動車ガラスというのは絶妙なバランスで強度が保たれています。台風によってつけられた小さな傷が原因で圧力バランスが崩れ、走行中に突然割れることがあります。ですので、台風が接近する前の対策はもちろん、通過した後はガラスに傷やへこみがないか隅々までチェックして下さい。傷やへこみ、割れを発見した場合は、極小であってもリペアなどしておきましょう。確実に補修したいのであれば、専門業者にお任せすることをお勧めします。

5.台風によるガラスのトラブルまとめ

台風によるガラスのトラブルには事前の対策が重要。

割れた窓ガラスの写真

台風によるガラスのトラブルの多くは事前に対策しておくことで、ある程度防ぐことが可能です。確かに、数年、数十年に一度上陸する超大型台風でしたら事前の対策はほとんど意味がありませんが、普通の台風であれば効果大。

窓ガラスや網戸、自動車ガラスに被害が出てしまうと修理費はもちろんのこと、怪我のリスクが大きくなります。

最初から繰り返すようですが、台風の接近は事前に予測可能です。しっかり予防して、少しでも被害を減らして下さい。

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