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【結露・煙・点滅・凍結】給湯器トラブルの原因や対処法を解説します

公開日:2022.1.31 更新日:2024.4.9
【結露・煙・点滅・凍結】給湯器トラブルの原因や対処法を解説します

給湯器を使っていると、結露や煙・点滅や凍結など、様々なトラブルが発生します。
このようなトラブルを放置すると、お湯が使えなくなることも…。寒い冬にお湯が使えないと困ってしまうので、少しでも早く対処したいところですよね。

この記事では給湯器の結露・煙・点滅・凍結トラブルの原因や対処法を解説します。ぜひ参考にして、トラブルに冷静に対処してください。


給湯器の温度やリモコン、異音・異臭トラブルについては、こちらの記事をどうぞ!
「もしかして給湯器の故障?!症状別に原因や対処法をご紹介」

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給湯器のトラブルで結露が出る場合とは?

給湯器の結露は給湯管から温度の低い水を出さないことが大切

温度が低い水が出ている蛇口の写真

給湯器からの結露はなんてことないように思えるかもしれませんが、給湯器の寿命を縮めてしまうことがある危険な状態です。なぜなら、その結露によって熱交換器に負担をかけてしまうからです。

その原因としては、給湯管から温度が低い水を出してしまうことです。そのような水を出してから給湯器を使用すると急激な温度差が発生し、給湯器内部に結露が発生しやすくなります。通常電源が入っていれば、このような事態はありませんが、電源が切れてしまっている場合、このようなトラブルが起きる可能性があります。

この状態を回避するため、給湯器の電源を切らない、または給湯管から水を出すようなことをしないということが解決するためには効果的です。また給湯器がエコジョーズの場合は、使い方に関わらず結露が発生してしまいます。なぜならエコジョーズは給湯器の廃熱を使うことで、変換効率を高めているからです。そのため結露した水を排出できるようドレン配管工事が必須でされています。そのため、エコジョーズの場合には結露が特に問題になることはありません。

給湯器のトラブルで煙が出る場合とは?

給湯器の煙は白煙か黒煙かで対応が変わる

白煙の写真

給湯器からの煙は白煙か黒煙かで対応が変わります。白煙の場合には、ほとんどの場合、水蒸気によるものだと考えられ、匂いや刺激などがない場合には、それほど大きな問題にはなりません。ただし、給湯器をつけていないにも関わらず長時間白煙が消えない場合には、内部発火が起きている可能性があるため、すぐにガスの元栓を閉め、ガス会社に連絡しましょう。

黒煙の場合、給湯器の不完全燃焼が発生していると考えられます。この状態になると、一酸化炭素を吐き出し続けるため、一酸化炭素中毒になってしまう危険性があるため、すぐにガスの元栓を閉め、給湯器の電源を切りましょう。そして、すぐにガス会社に連絡し、修理を依頼してください。

いずれの場合にしろ、問題がある場合にはすぐに対応しなければ、重大なトラブルになる可能性があります。特に黒煙があがっている場合には、一酸化炭素中毒など重大なトラブルになる可能性もあるため、すぐにガス会社に依頼し、修理してもらいましょう。

給湯器のトラブルで点滅している場合とは?

給湯器の点滅はエラーコードを見て対応を

給湯器のリモコンのエラーコードの絵

給湯器が点滅している際、リモコンがついているのであれば、エラーコードが表示されているため、そのエラーコードを見て、それに対応した方法で改善する場合があります。エラーコードはそれぞれのメーカーごとに内容が異なるため、必ずメーカーを確認した上で、エラーコードを確認しましょう。

エラーコードはたくさんあるものの、大まかに以下の原因が考えられます。
・部品の劣化
・耐用年数を経過したお知らせ
・安全装置の作動

部品の劣化が軽度な場合や安全装置が作動した場合であれば、簡単な対処で改善できることも多いです。耐用年数が過ぎた場合エラーコード「88」または「888」が表示されます。この場合には故障ではないため、使い続けることはできますが、経年劣化が進んでいるため、修理をお願いする方が間違いありません。部品の劣化が進んでいる場合、修理をしなければ改善しないことも少なくありません。

無理に自分で対応するのは非常に危険でガス漏れにより重大なトラブルに発展する可能性も少なからずあります。そのため、取扱説明書に記載している対処法で改善しない場合には、自分で対応できないことも多いため、修理業者に早めに依頼するようにしましょう。

給湯器のトラブルで凍結している場合とは?

給湯器配管の凍結は日頃の予防方法が大切

給湯器の配管が凍結している写真

給湯器配管が凍結してしまうと、水やお湯が使えなくなるだけではなく、配管やバルブなどの部品を破損させるリスクもあるため、早めの対策が必要です。

近年の給湯器は内部の配管が凍結しにくくなるように内部のヒーターや自動ポンプ運転などの機能が備えられており、ある程度凍結を抑えることができます。しかしそれでも、大寒波など外部の気温が急激に下がってしまうような場合や、古い給湯器を使用しているような場合には、凍結する可能性が十分に考えられるでしょう。

これらの予防機能を活用する、または外部配管に保温材を巻くことで、凍結するリスクを大幅に抑えられるため、これらの対処法で凍結させないことが大切です。

またそれでも凍結してしまった場合には、できるだけぬるめのお湯を準備し、タオルを巻きつけながらゆっくりと内部の氷を溶かすことが最もおすすめです。この方法であれば、配管が破損してしまうリスクをある程度抑えられます。

給湯器配管が凍結した場合、特にやってはいけないのが熱湯を給湯器配管に直接かけてしまうことです。もともと内部の水が膨張した状態のため、配管に熱湯をかけてしまうと急激な温度変化が発生して、配管や内部の部品を破損させてしまうリスクを高めてしまいます。

給湯器トラブルまとめ

給湯器のリスクは早めの対処が大切

壁に設置された給湯器の写真

この記事では給湯器配管の結露・煙・点滅・凍結トラブルの対処法について大まかに解説しました。

給湯器にまつわる様々なトラブルは経年劣化によるものもあり、完全に防ぐことはできませんが、事前の予防策である程度故障のリスクを抑えることもできます。

この記事を参考に、給湯器のトラブルの解決方法や予防法を知り、それらの影響を最小限に抑えましょう。

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