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害獣追い出しのためにできる対策とは?PART2

公開日:2022.4.1 更新日:2024.4.4
害獣追い出しのためにできる対策とは?PART2

害獣を追い出すために出来るさまざまな対策を分かりやすく紹介します。
前項(害獣追い出しのためにできる対策とは?PART1)ではネズミ、ハクビシン、アライグマ、イタチ、イノシシの対策を紹介しましたが、ここからは雑食性のタヌキ、現在一番問題であるシカ、群れると大変なコウモリ、特定外来種を追い出すための具体的対策を紹介していきます。
どの害獣も繰り返し被害を受ける可能性がありますので、しっかりと追い出して最小限の被害で済むようにしましょう。そのためにこれから紹介する情報がお役にたてれば幸いです。

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タヌキを追い出すための効果的な対策

タヌキを追い出すために出来る効果的な対策を分かりやすく紹介します

野生のタヌキの写真

この機械はセンサー式になっていますので、タヌキが近づいた時だけ反応するように設計されており、付属のアダブターを使用することで、24時間の運転が可能となっています。ただし、住宅地などで音のボリュームを最大にすると、ご近所からクレームが来る可能性がありますのでご注意下さい。

次に紹介する対策は、忌避剤を使う事です。タヌキを追い出すための忌避剤には、固形タイプと液体タイプがありますので、場所に応じて使い分けて下さい。

また有効成分としては、オオカミの尿を主成分とするものと精製された硫黄を主成分とするものがあります。実際に使用した感覚でいえば、効き目はともかくオオカミの尿の方が臭いが強いです。

この害獣を追い出すための対策として最後に紹介するのは、周辺の草を刈ることです。たったそれだけと思われるかもしれませんが、タヌキは慎重かつ臆病な生き物なので、隠れる場所が無ければ本来近づいてくることはありません。一方でタヌキは賢いので、一度でも餌場だと認識すると一切草が無い場所にも出現します。つまり被害場所の周辺をきれいにしながら、忌避剤などの対策をする必要があります。

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シカを追い出すための効果的な対策

シカを追い出すために出来る効果的な対策を分かりやすく紹介します

草むらに生息するシカの写真

この害獣を追い出すための対策として最初に紹介するのは、苦手な作物を植えることです。シカは特定の作物に固執することが無く、何でも食べるのでこの対策は意味が無いと言われていましたが、近年ではシカが苦手な農作物が判明しています。それはシソ、ゴーヤ、モロヘイヤ、柚子、キウイ、唐辛子などで、これらをお庭や畑の周りに植えておくことにより、シカの食害が軽減される可能性があります。

とはいえ、一年中これらの農作物が実っているわけではありませんので、対策する時には時期を少しずつずらして植える必要があります。

次に紹介する対策は、シカの天敵であるオオカミの尿です。シカは危険を察知すると仲間に危機を知らせますので、一匹でも近づけさせなければ、集団で荒らされることは少ないです。畑やお庭の四方に杭を立て、そこにオオカミの尿を入れた容器をぶら下げておきましょう。

この害獣を追い出すための対策として最後に紹介するのが警報機です。この機械にシカが近づくとセンサーが反応し、警報音と光で威嚇します。この機械の優れている点は、追い出したい害獣によって警報音の周波数(高さ)を変更出来ることです。これにより、シカの次にイノシシやハクビシンなどが出没しても再度機械を購入することなく対策することが出来ます。

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コウモリを追い出すための効果的な対策

コウモリを追い出すために出来る効果的な対策を分かりやすく紹介します

飛んでいるコウモリの写真

この害獣を追い出すための対策として最初に紹介するのは、スプレータイプの忌避剤の使用です。コウモリの忌避剤にはスプレータイプとジェルタイプがあるのですが、お部屋の中に侵入してきたなどの緊急事態の場合は、スプレーを使いましょう。ただし、この忌避剤には殺虫成分が入っていない商品が殆どですので、繰り返し使用することとなります。ベランダなどの効果を長くしたい場所では、ジェルタイプの忌避剤を設置しましょう。

次に紹介する対策は、光を反射する物をぶら下げておきましょう。これによりコウモリがいろいろな用途で鳴いている超音波を乱反射させる効果があります。超音波関係の対策で言えば、超音波発生装置を設置する方法が存在します。少しお値段は高いのですが、こちらから超音波を発生させることでコウモリを混乱させることが出来ます。ちなみにコウモリは鳥獣保護法の対象ですので、勝手に捕獲したりすることは法律で禁じられています。

この害獣を追い出すための対策として最後に紹介するのは、磁石を使用することです。原理は超音波発生装置と同じなのですが、コウモリの巣がありそうな場所に磁石を置いておくことで、周辺の磁場に狂いが生じ超音波がうまく伝わらなくなり、一度巣から飛び立つと元いた場所に帰れなくなる効果があります。

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外来種を追い出すための効果的な対策

外来種を追い出すために出来る効果的な対策を分かりやすく紹介します

こちらを見ているキョンの写真

この種の害獣を追い出すための対策として最初に紹介するのは、巣を取り除くことです。一口に外来種と言っても種類も特徴も様々ですが、共通して言えることは驚異的な繁殖力です。

現在日本で問題となっているハクビシンもその多くは朝鮮半島からの外来種ですし、アライグマやタイワンリスも外来種です。千葉県を中心に被害が拡大しているキョンも基をただせば外国からの輸入です。これらの外来種に巣を作られてしまうと、あっという間に2倍3倍と頭数が増えてしまいますので、屋根裏などで巣を発見した場合は、一刻も早く取り除きましょう。

巣の破壊と同様に重要な対策が捕獲です。農作物などが被害を受ける度に追い出していてはきりがありませんので、全体的に頭数を減らす必要があります。ただし、これらの外来種の中には鳥獣保護法で許可なく駆除することが禁止されているものも数多く存在しますので、対処する際は専門業者に依頼すべきでしょう。

この種の害獣を追い出すための対策として最後に紹介するのは、地域全体での取り組みです。冒頭でも紹介した通り、外来種の繁殖スピードは早いので、個人で対策できるレベルを超えています。そこで重要になってくるのが、自治体単位での対策です。もし地域全体で被害が出ているようでしたら、自治体と話し合って対策することをおすすめします。

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害獣を追い出すための対策まとめ

害獣を追い出す対策に関する情報のまとめと重要ポイントのおさらい

餌を食べているヌートリアの写真

これらを追い出すための様々な情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをお伝えします。

まず害獣によって追い出すための対策は異なりますので、生態を理解してから取り組みましょう。

全てで共通しているポイントは、最初の被害から時間をかけずに対策する方が早く解決するという事です。

対策する際は、噛まれたりしないように十分気を付けて作業して下さい。自分では難しいと判断された場合は専門業者に依頼するのも一つの方法です。

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