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給湯器を種類別に紹介しますvol.1

公開日:2022.1.31 更新日:2024.4.9
給湯器を種類別に紹介しますvol.1

給湯器にはガスを使うものや、石油を使うものなど様々な種類があります。給湯器とは、その名称の表すとおり、水をお湯に温め、供給する住宅設備機器のことです。蛇口をひねるとすぐお湯がでて、キッチンでお湯を使ったり温かいお風呂に入れるのも、住まいに設置された給湯器の働きのおかげです。お湯を温めるための燃料には、都市ガス、プロパンガス、石油、灯油などが使われます。燃料に電気を使うものは給湯器ではなく、電気温水器と呼ばれています。

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戸建ての給湯器について紹介します

戸建ての家庭用に使われる、給湯器には大きく分けて三種類あります。

住宅に設置されたプロパンガスの写真

一般家庭向けに使用されている給湯器は、ガスを用いてお湯を沸かすもの、電気の力でお湯を沸かすもの、灯油を燃やしてお湯を沸かすものの3つが中心です。

ガス式は都市ガスやプロパンガスを燃料として利用するタイプの給湯器で、ガスさえ用意できれば設置することができ、火力も強いため扱いやすいと言われています。

電気式はオール電化住宅などで良く用いられている方式で、夜間の安価な電力を利用してお湯を沸かすため、ランニングコストが抑えられるのが特徴です。

石油式は灯油を燃料とする方式で、ランニングコストが安く、火力も安定しているという特徴がありますが、定期的な燃料補給が必要となります。また、給湯器は給湯方式にも違いがあり、利用時に随時お湯を沸かして供給を行う瞬間式と、あらかじめ沸かしたお湯をタンクに貯蔵しておく貯湯式の2種類が一般的に用いられています。

一般的なガス給湯器や石油給湯器などの場合、内部配管へのミネラル分の付着による効率低下、ゴム製のパッキン類の劣化、そして部品の供給などを考慮すると、約15年が寿命だと言われています。特に部品の供給については、ある程度の年数が経つとちょっとした部品すら入手が困難となる場合が多いため、修理が困難となる前に新しいものに交換してしまった方が良いでしょう。

壁掛タイプの給湯器を紹介します

壁掛けタイプの給湯器は戸建て住宅、マンション、両方に設置可能になっています。

壁掛タイプの給湯器に繋がる配管の写真

屋外壁掛けタイプは、一軒家などの戸建住宅の屋外の壁や、マンションや集合住宅などのベランダなどの壁に設置・取り付けができます。

屋外壁掛けタイプの特徴は、給湯器の下から配管がでていることです。給湯器の下に配管カバーや、設置台が取り付けられている場合もございますが、給湯器の横から配管が出ていなければ、屋外壁掛けタイプになります。壁にかけられるため、床がデッドスペースにならないというのが大きなメリットになります。

給湯器は多くの家庭で洗面所に付いていることが多いですが、この時に壁掛けタイプなら、かなり近い位置に洗濯機などを置いても問題ないことが多いです。しかしこれが床置きタイプの場合だと、近くに置くと言っても隣同士に設置することになり、スペースを取られてしまいます。

壁掛けタイプの給湯器は、床置きタイプの給湯器に比べて燃焼音が小さいです。もし、近所にすごく神経質でうるさい住人がいるという場合、床置きタイプのバーナーの燃焼音でトラブルが起こることもあると思います。そういった時は壁掛けタイプの給湯器に交換すると良いでしょう。

石油給湯器は燃焼音が非常に大きいが、壁掛けタイプについてはガス給湯器のように燃焼音が小さくなっているのです。

据置タイプの給湯器を紹介します

据置タイプの給湯器とは、戸建てにみられる給湯器で、屋外の床に設置されています。

据置タイプの給湯器に繋がる配管の写真

このタイプは、戸建てにみられる給湯器の種類です。そのため、屋外の床に設置されているタイプになります。

据置設置の給湯器には据置タイプのものと浴槽隣接タイプものの2種類があります。大きな違いは給湯器本体から出ている配管の状況と、浴槽に開いている穴の数から確認することができます。

据置タイプは、給湯器側面からのみ配管が出ていて、浴槽にある穴が1つのみのタイプとなっています。現在販売されている据置きタイプの主流は、1つ穴のタイプとなっています。

このように、種類別に適した環境や特徴などが様々なため、取り付ける際にはお住まいに合わせて給湯器を選び購入する必要があります。あらかじめ情報を調べておくようしましょう。

また、種類ごとによっても設置方法や本体の値段などの情報が大きく変わってくるため、しっかりと調べておくことをオススメします。なにか分からないことがある場合は直接業者に問い合わせをするとスムーズに情報を知ることができます。

浴槽隣接タイプの給湯器を紹介します

浴槽隣接タイプの給湯器とは、その名の通り浴槽に隣接して設置されています。

浴槽隣接タイプの給湯器に繋がる配管の写真

浴槽隣接タイプは、屋外設置、屋外据置タイプと同じで、一軒家などの戸建住宅の屋外に、地面や石のブロックの上に設置、取り付けをすることができます。

設置場所は浴槽のすぐそばである必要があります。そのため浴槽隣接タイプという種類になっています。見た目は屋外据置タイプととても似ているため、見分けるためには特徴をしっかりと把握しておくことが重要になります。

浴槽隣接タイプの特徴は、給湯器本体の裏から浴槽が隣接している壁に向かって配管が2本でていることが大きな特徴になります。さらに、お風呂の浴槽にお湯が通る穴が2つあるのも大きな特徴です。こういった見た目の特徴も覚えておくとしっかりと見分けることができるため覚えておくようにしましょう。

こういった見た目の特徴や設置する位置などの基本情報をしっかりと把握しておくことによって失敗などのリスクも大きく減らすことができ、スムーズに取り付けを行うことができるのでしっかりと覚えておくようにしましょう。

給湯器の種類のまとめvol.1

ここまでご紹介した給湯器の種類についての情報をまとめてご紹介します。

浴槽の循環口から水が出ている写真

ここまで様々な給湯器の種類と種類別の情報をご紹介しました。

給湯器は見た目は似ているものの、設置場所や配管の数など見た目からは判断できない特徴をそれぞれの種類がもっています。そのため、まずはしっかりとそういった基本の情報を知るということから始めると、トラブルなどの防止にも繋がるためおすすめです。

また、分からないことや疑問に思ったことがあればすぐに調べたり直接業者に問い合わせをして情報を聞くように心がけましょう。

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