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水の節約方法はどうすれば効果的?水回りの場所別に紹介します

公開日:2023.3.15 更新日:2024.4.3
水の節約方法はどうすれば効果的?水回りの場所別に紹介します

家計の中で水道料金というのは大きな割合を占めていますので、何とか節約したいと考えている方も多いです。
一番簡単な方法は使う水の量を減らすことですが、あまりに意識しすぎると水道料金は減るもののストレスは増える結果になってしまいますので、効果的な節水法を試して無理なく賢く節水できるのがベストですよね。

この記事では、水の節約方法に関連する様々な情報を水回りの場所ごとに分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

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1.台所の水の節約方法とは?

台所での水を節約する方法は出しっぱなしにしないこととスポンジ選びです

水が流れたままの台所の蛇口の写真

この場所での水を節約する方法でポイントとなるのが、出しっぱなしにしないことです。
というのも、他の水回りとは違い台所の水は出しっぱなしにしやすい傾向にあるからです。

例えばトイレなどは一定の水量が流れると自動的に止まりますし、洗面台の水を流しっぱなしにして歯磨きをされる方はごく少数です。
ですが、水を出しっぱなしにして食器洗いをされている方は結構いらっしゃいますね。特にお子様がいらっしゃるご家庭ではその傾向が強いので、尚のこと注意が必要です。

蛇口やレバーのひねり具合にもよりますが、台所の水を流し続けていると1分間に約5円の水道代が必要になります。
つまり1日に3回、10分程度の食器洗いをすると仮定し、その間水を出しっぱなしにしていると、それだけで一ヵ月4500円の水道代が必要となります。これは大問題です。
それを防ぐためには食洗器の設置か、溜め洗いが有効です。

それに関連して重要になってくるのがスポンジ選びです。
台所用スポンジには様々な種類があります。3個入りで100円の商品もあれば1つ300円するものも。
一見すると3個100円のスポンジの方がコスパがいいように感じますが、それは違います。
少し高額なスポンジは水を多く含む割に洗剤を逃がしにくい構造になっています。そのため水や洗剤を追加せずに済むのでコスパがいいのです。
良いスポンジを使用し、溜め洗いをすることで結果的に水を節約することとなります。

2.お風呂の水の節約方法とは?

お風呂で水を節約する方法は大きく分けてシャワーと浴槽の2つあります

水を出しているシャワーの写真

ご家庭の水回りの中で一番水を多く使用するのがお風呂場です。
それだけに、ここを対策しておくかそうでないかによって家庭全体の水道代金も大きく異なります。

例えば1Lあたりの水道代金が0.3円として、毎日お風呂(200L)を沸かした場合、200×0.3×31で1,860円となります。
一方4人家族のご家庭が、毎日シャワーを20分浴びた場合の金額は8,920円となります。

一般的に浴槽にお湯を張る方でもシャワーは5分程度は使用することになりますので、上記と同条件で計算すると4,212円となります。

浴槽の水を節約する方法でまず考えられるのが、ペットボトルを使ったお湯のかさ増しです。
2Lのペットボトルを浴槽の中に10本入れておくだけで、ひと月に186円の節約になります。

次に考えられるのが、浴槽にお湯を入れた時にはシャワーを使用しないことです。
ただしこの方法は衛生的な面からあまりおすすめはしません。

ここでの節水方法で浴槽以外に考えられるのがシャワーの交換です。
節水シャワーには30%節約できるものから50%節約できるものまで色々な種類があります。
あまりシャワーの勢いを落としたくないという方には30%節水できる種類をおすすめします。
価格も2,000円前後とお求めやすく交換も簡単ですのでぜひお試してみてください。

3.洗面所の水の節約方法とは?

洗面所で水を節約する方法と効果について分かりやすく紹介します

洗面所で手を洗っている写真

この場所で水を使用する時は洗顔、歯磨き、手洗いのどれかだと思います。お風呂などと違い大量の水を使用している意識が少ないので、出しっ放しにしているご家庭も多いのではないでしょうか。
ですが、洗面台で節水するかどうかで一月当たりの水道料金は大きく変わってきます。

例えば家族4人が歯磨きの最中(3分間)に水を出しっ放し(10秒で1L)にしていると、それだけで72Lの水を無駄にしています。
1Lあたり0.3円、1日2回歯磨きをすると72×2×0.3=43.2円となり、月間金額にすると1,339円にもなってしまいます。

有効な節水方法としては、水圧を下げることです。
メインバルブで調節する方法と、洗面台の下にあるサブバルブで調節する方法の2種類あるのですが、まずはサブバルブで調整してみましょう。
方法は簡単で洗面台の下を開け、給水管にある調節弁をマイナスドライバーを使用して締めるだけです。

そしてセンサー付きの蛇口にすることも対策方法として有効です。
設置費用は3,000円から20,000円前後必要になるものの、無駄な水を流さなくて済むことを考えると2~3年で元が取れる計算になります。
なおセンサーが蛇口の上に付いている種類と下に付いている種類があるのですが、使い勝手を考えると蛇口の上にセンサーが付いている種類をおすすめします。

4.トイレの水の節約方法とは?

トイレで水を節約する方法は一歩間違えると大きなリスクが生じます

蓋が開かれているトイレの写真

この場所での節水は、方法を間違えると詰まりなどのトラブルに発展することがあるので注意が必要です。

具体的に言えば、タンクの水を節約する方法として、中にペットボトルなどを入れ水位をかさ増しする対策などが紹介されていますが、絶対に止めましょう。
なぜかというと、トイレのタンクというのは排せつ物を流すために必要な水の量を計算して作られているからです。
かさ増ししたタンクは通常より水量が少ないという事ですので、完全に流すことが出来ず繰り返し使用していると最終的に詰まります。

そして何回かに一回しか流さないというご家庭もテレビなどで紹介されることがありますが、これも不衛生かつ大変危険な節水方法です。

トイレで水を節約する方法として有効なのは、大と小のレバーを使い分けることです。
どんな場合でも大で流してしまう方が多いですが、これでは水道代金が高くなるばかりです。

この場所で上記以外で水を節約する方法は、節水トイレに交換することです。

このトイレは30年前のものと比べて使う水が約3分の1で済むように設計されたもので、自動で洗浄してくれる種類もあり衛生的かつ大変便利です。
ただしこれには本体代金と取り付け工事代金で7万円から10万円前後必要になりますので、慎重に検討しましょう。

5.水の節約方法のまとめ

水の節約方法に関する様々な情報のまとめとおさらい、継続させるコツ

住宅とガラスの水の写真

ここまで場所に合わせて色々な対策方法やその効果、注意点などを紹介しましたが、最後に大切なポイントに絞っておさらいします。

一番簡単で効果が高い節水方法は、元栓を調節して家全体の水量を少なくすることですが、それをしてしまうとイライラするばかりです。
また、節約に必要な費用も0円で出来る方法から10万円以上必要になるものまで様々。

継続して節水対策をするには、楽しみながら行うのが一番ですので、無理のない範囲で始めてみましょう。

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