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畳のトラブル別に紹介しますvol.2

公開日:2021.11.29 更新日:2024.4.9
畳のトラブル別に紹介しますvol.2

畳トラブルには色々なトラブルが考えられます。例えばダニが発生したトラブルですが、基本的に新畳にはダニなどの虫はついていません。じゅうたん、カーペット、布団などと同様に、温度・湿度・衛生状態などの原因がそろったときに発生します。他にも家具の跡がついたトラブル、インクや醤油をこぼしたトラブル、クレヨンがついたトラブルなど生活する上で様々なトラブルが考えられます。

今回この記事では、畳のトラブルについていくつかご紹介していきたいと思います。

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畳に醤油をこぼしたトラブルとは?

畳に醤油をこぼした時は染み込む前にあわてず対処するのが一番です。

大量の醤油が入った器の写真

醤油を畳にこぼしてしまって、慌ててフキンなどで拭き取ってしまうと逆効果です。かえって汚れを広げたり、溝に入って取れなくなってしまいます。

しかし、放っておくとシミになってしまうので、落ち着いて対処するようにしましょう。こぼして間もないタイミングならば、小麦粉をふりかけることで、大概の畳の醤油汚れはきれいに落とすことができます。

ポイントは小麦粉をたっぷり使うことぐらいです。小麦粉が醤油の水分でどろどろになってしまわないぐらいたっぷりとかけてください。もし、醤油をこぼしてから気づくまでに時間がかかってしまった場合は、小麦粉に吸い取らせる作戦は残念ながら効果はでません。その場合はお湯でしぼったタオルを使ってください。タオルで拭くときは畳の目に沿って拭くようにしましょう。畳の目を横から拭くと醤油汚れもとれませんし、畳が傷んでしまいます。

油系のものをこぼしてしまったときは、ベンジンやアルコール類をタオルや雑巾等にしみこませて畳の目に沿って拭くようにしましょう。水溶性のたとえばインクや墨のようなものをこぼしてしまった時は、キッチンペーパーなどで水分は素早く拭き取ったあと、牛乳を染み込ませた布で拭くとよく落ちます。牛乳くさくならないよう汚れがおちましたら、お湯やお水を含ませた布でよく拭くようにしましょう。

畳にガムが貼り付いたトラブルとは?

ガムは液体とは違い、奥まで浸透する事がありません。落ち着いて対処しましょう。

噛み終わったピンク色のガムの写真

ガムが畳に張り付いた状態というのは、慌てるほどの事でもありません。ガムは液体などの汚れと違い、繊維の奥底までは浸透しません。ですから、ガムを固めれば 間違いなく全て取れます。ガムを冷やすのが重要な要素です。

しかし、ガムというのは時間が経てば経つほど取りづらくなってしまうので、すぐに取れるようにしっかりと取り方を覚えておきましょう。畳にガムが付いてしまったらベンジン、塗料用シンナー、ジッポオイルなどをタオルに染み込ませて真ん中に寄せるようにしてあげます。ガムがソフトになってくるので、大体はそれで取れるでしょう。

畳の目に入ってしまったガムを取り除く場合は、乾いたタオルをあて布して畳にアイロンを当ててあげます。タオルにガムが付着して取ることが出来ます。その後、ベンジンや塗料用シンナー、ジッポオイルをつけた竹串、爪楊枝で畳の目地から取り出します。

ガムの取り方にはガムの原料や性質を知ってそれらを利用するというものもあります。ガムは接着材の材料になるような物質と同じものが使われているということで、粘着性はとても高くなっています。そのため、ガムを落とすときはガムやガムの原料の性質を利用して落とすことが必要となります。冷やして取り除く方法や、油分を使って取り除く方法など様々な対処法があります。

畳に落書きをしたトラブルとは?

小さいお子さんがいる家庭ではイタズラで畳に落書きをしてしまうという場合があります。

畳の上で子供がクレヨンを使って絵を描いている写真

小さいお子さんがいる家庭では畳などに落書きをしてしまうというトラブルが多く発生しています。子供は最初どこに書いてよくてどこに書いちゃダメかの区別が付けられないためしょうがない事です。ですが、せめて書いたあとの落書きを綺麗に消したい方も多いと思います。

まず、畳は傷みやすいものです。なので拭く際は気をつけて拭く必要があります。また、編み目が沢山あることから拭き取る時には出来るだけ編み目の中に汚れが入っていかない様に編み目に沿って優しく汚れを拭き取ることが肝心になります。

油性ペンでの落書きの場合、要らなくなった歯ブラシに歯磨き粉を付けて、畳の目に沿ってこすります。色が浮かんできたら濡れ布巾で拭き取って乾布巾をかけて拭き取りましょう。水性ペンの場合、中性洗剤を使うと綺麗にとることが出来ます。

他にもクレヨンの場合は、粉末クレンザーを使うと効果的です。粉末クレンザーを畳の上の落書き部分に撒いて歯ブラシなどで軽くこすります。そして最後に濡れ雑巾でトントンと軽く叩きながら拭き取れば綺麗に落とすことができます。

こういった解決方法を知っておくといざとなった時とても便利なので是非覚えておくようにしましょう。

畳でペットが尿をしたトラブルとは?

犬や猫を飼っている家庭では、発情期などに畳なとの床でおしっこをする場合があります。

日当たりのいい畳の上で寝ている猫の写真

動物には発情期があります。発情期になると自分の縄張りを主張するようにマーキングという尿をかけて自分の縄張りを主張する行動をすることがあります。そのため、畳などにマーキングをした場合、鼻につくようなツーンとした臭いがします。

そんな時いち早く処理をしないと再び同じ場所にマーキングを行ったり、そこをトイレと勘違いして毎回そこにおしっこやうんちをしてしまう場合があります。

そんなことを防ぐためには、まずしてしまったらすぐ処理することが大切です。まず、してしまった場所をすぐに濡れ雑巾を使って拭き取りましょう。畳に含まれるイ草という草は黄ばんでしまう可能性があるので早めに拭きましょう。そうしたら熱湯をかけ拭き取ります。そうすることにって鼻につくアンモニア臭は消すことができます。

熱湯の他にも消毒エタノールなどを吹きかけて拭き取るという方法もあります。エタノールは消臭、殺菌効果が期待できるため、臭いも消臭でき、さらに菌の増殖も抑えることが出来るため一石二鳥の効果が期待できます。なので是非試してみてください。

畳のトラブル別を紹介しますvol.2

ここまで紹介した畳のトラブル別についてまとめてご紹介します。

色の違う畳の写真

ここまで様々な畳のトラブル別についてご紹介しました。

畳に関するトラブルはとても沢山あり、とくに小さいお子さんがいる家庭ではみなさん起こりうる可能性が高くなっています。

とくに落書きなどのトラブルは必ずと言っていいほど起こってしまう事なので是非起こってしまった場合の対策方法を知り、身につけておくことをおすすめします。

また、ペットを飼っている方も発情期などの時期は見ていない時にしてしまう可能性もあるため注意深く監視しておくようにしましょう。

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