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切手の種類を紹介します。その③

公開日:2021.11.18 更新日:2024.4.4
切手の種類を紹介します。その③

切手の種類は、大きく分けて普通切手と特殊切手の2つになります。
普通切手とは、郵便局やコンビニでバラ売りされている切手のこと。特殊切手とは、郵便局で5枚~10枚程度の綴で販売されている、特別なデザインの施された切手のことです。
細かい点は異なるものの、郵便物に使用できるところはどちらも同じです。
違いとしては、特殊切手は1枚単位で購入ができないこと。基本的には5枚~10枚綴で販売されていますので、1枚だけほしい場合には不向きです。
普通切手は、最も使用頻度の多い切手ですが普通切手だけで19種類もの切手があります。

今回この記事では、そんな切手の種類についてご紹介します。

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中国切手の特徴を紹介します

中国の切手の種類とは?中国の切手についての情報をご紹介します。

魚が泳いでいる柄の中国切手の写真

中国切手の特徴としては日本に比べて価値が高いというところです。日本の切手は19世紀~20世紀のものが高価となりますが、中国切手は比較的最近のものであっても価値が高いです。

たとえば、高値で取り引きされている有名な中国切手である赤猿は、1980年に発行されたものです。切手は古いものほど価値があるように思われますが、なぜ最近のものでも値がつくのかというと、1960年~1980年代に中国で起こった文化革命の影響です。

文化大革命時、中国で切手収集は欧米の文化とされ、兵隊から取り上げられて大量に廃棄されました。そのため、現在の中国本土には、文革当時の切手がほとんど残っておらず、希少性の高い切手としてプレミア価値がつけられているのです。

中国切手はもともと値がつきやすいので、基本的にバラでも買い取ってくれる業者がほとんどですが、やはりバラで売るよりもシートや複数枚合わせて売ったほうが確実に高額買取になります。切り離して別々の業者に買取してもらうよりも、シート1枚で1つの業者に依頼した方が良いです。また、中国切手はシリーズを全部そろえると文章としてつながるものもあるので、見てみると面白いかもしれません。

外国切手の特徴を紹介します

外国切手の特徴とは?外国切手の特徴をいくつかご紹介します。

消印がついた外国切手の写真

外国切手とはその名の通り日本以外の国で発行された切手のことですが、各国ごとに多種多様で、非常に高い価値の切手から価値の低い切手まで様々あります。

図案は国ごとの特徴が表れていて、コレクターにとっては集めるのが楽しい切手です。特にオリンピックの外国記念切手やオーストリア、ドイツの切手はグラビア印刷を使った美しい色彩が特徴で国内の切手とは違ったインパクトがあります。

世界的に知られている種類はいずれも高額買取の対象となっているので、よくわからない外国切手があれば、一度査定をしてみるのがオススメです。

外国切手は有名なものほど高い値段がついており、中にはバラ切手単体であっても価値が非常に高く、一枚で何十万円もの価値を持つ切手もあります。

価値の高い外国切手で有名なペニーブラックは1840年、世界で初めて発行された郵便切手になります。イギリスで発行されたもので、額面が1ペニー、カラーが黒だったことからペニーブラックと呼ばれています。歴史的価値の高い切手であることから、1枚数十万円で取引される程のプレミア切手です。また、ペニーブラックの次に発行されたペンスブルーや、3番目に発行されたペニーレッドも高値で取引されている外国切手になります。

年賀切手の特徴を紹介します

年賀切手の特徴とは?年賀切手の特徴をいくつかご紹介します。

3枚の年賀はがきの写真

年賀切手は、グリーティングのための特殊切手のひとつで、新年の挨拶状である年賀状のうち、私製のハガキないし封書に貼るために発行される切手です。

日本のほか韓国、中国、台湾など、似た風習がある国で発行されています。また近年では、日本や中国などにおける正月の習慣のないアメリカにおいても、中国系市民向けに発行されることもあります。

同様なものに、キリスト教文化圏で使用されるクリスマスカードを発送するのに用いられるクリスマス切手というものがあります。そのうち共産主義政権時代のソビエト連邦では、新年切手として発行されていましたが、これはロシア正教のクリスマスが1月7日であるため、実質的にはクリスマス切手でありました。

世界で最初に年賀切手を発行したのは南米のパラグアイで、1931年に1932年用年賀切手として発行されていましたが、次に発行したのは日本です。日本で年賀状を元旦に配達する年賀郵便特別取扱が始まったのは1899年からで、普通官製はがきや私製はがきが使われていましたが、年賀状に使用するための切手や葉書を発行することはなかったそうです。

寄付金切手の特徴を紹介します

寄付金切手の特徴とは?寄付金切手の特徴をいくつかご紹介します。

寄付金切手を剥がしている写真

寄付金切手は特殊切手に分類されるもので、どのようなものかというと、寄付金付切手は◯円+◯円という風に数字が記載されているのが特徴です。

例えば、郵便局で50円+10円と記載されている切手を購入するとします。単純に60円を支払って購入することになるのですが、郵便切手として利用出来る額面は50円であり、60円分の切手としては使用する事が出来ません。差額にあたる10円が寄付金として、非営利団体などが利用する金額になります。

この10円は切手を購入した時点で寄付を行っているということになります。つまり、仮にその寄付金付切手が不要になったお客様が、金券などの取扱専門店やショップに買取を依頼する場合でも、既に寄付は完結していますので、記載された寄付金分の金額に、買取市場では価値が付随しません。そのため、一般的な記念切手や特殊切手と同じ形で切手買取の評価が行われるのです。

寄付金切手は買取業者には人気になっています。なぜかというと、いずれの切手にも寄付金が付いているわけですが、1937年の時代は1銭~10銭などの切手が多くあり、この時の寄付金は2銭となっています。この時代に発行された切手は切手ブーム以前の物であることから、額面が銭であっても、バラであれシートであれ、買取業者から見れば高い評価をつけるに値する品なのです。

切手の種類まとめ。その③

ここまでご紹介した切手の種類についての情報をまとめてご紹介します。

消印のついた外国切手の写真

切手は手紙を出したり荷物を出す時に使用するのが基本的な使い方ですが、切手にも種類があり、大きく2つに分けて普通切手と特殊切手があります。その中にでもグリーディング切手、ふるさと切手、年賀切手、寄付金切手、外国切手など使い方も様々です。中には高価がつくものもあります。

また余った切手は郵便局では、ほかの切手、はがき、郵便書簡、特定封筒などと交換することができます。

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