害獣トラブルについて種類別に紹介しますvol.1
公開日:2021.12.2 更新日:2024.4.11
ネズミやハクビシン、アライグマ、イタチの被害にお困りではないでしょうか。これらの動物は私たちの身近な生き物ですが、生活の過程で実害をもたらすことが少なくありません。
ここではネズミやハクビシン、アライグマ、イタチの被害や対処法について解説します。
この記事を読めば、これらの害獣にどのように対処すればよいかわかるでしょう。
ネズミやハクビシン、アライグマ、イタチの被害にお困りではないでしょうか。これらの動物は私たちの身近な生き物ですが、生活の過程で実害をもたらすことが少なくありません。
ここではネズミやハクビシン、アライグマ、イタチの被害や対処法について解説します。
この記事を読めば、これらの害獣にどのように対処すればよいかわかるでしょう。
ネズミは雑食性でなんでも食べる動物です。非常に小柄で1cmの隙間があれば侵入できます。そのため、侵入されると非常に厄介な害獣と言えるでしょう。
具体的な被害には、人の食べ物からケーブル、植木までかじってしまうことがあります。さらにフンを撒き散らす、人に噛みつく、病原菌をばらまく、ダニを発生させるなど、非常に被害は多岐に渡ります。どれも厄介なトラブルに違いはなく、健康被害だけではなく、ケーブルをかじられたことでの経済的被害がネックです。
小さな子どもがいる場合、非常に重大なトラブルになる可能性もあります。そのような事態を回避するために、見つけたら早めに対処することが大切です。
今後の再発防止のために、侵入口をふさぎましょう。天井や床下の排水管に侵入口があることが多く、それらをふさいでしまえば、ネズミは侵入できません。毒エサをまく方法もありますが、ネズミは非常に警戒心が強く、普段見なかった場所にエサを見つけたからと言って、手を出すとは限りません。学習能力も高く対策を看破するようになれば、より厄介な存在になるでしょう。中には毒自体に耐性を持ってしまうことも。
このような場合は個人での対処は難しいため、ネズミ駆除業者に依頼することをおすすめします。
ハクビシンはジャコウネコ科の生き物です。見た目は白い線が顔の真ん中を通っていることが特徴で見た目にはかわいらしく見えるかもしれません。しかし、見た目に反して性格は凶暴で、人を襲う事例もあります。
これという天敵がおらず、繁殖力が高いことから徐々にその数を増やしてきました。その結果、農家への被害だけではなく、住宅の中に住み着き被害をもたらしはじめています。
具体的には果樹園への被害です。ハクビシンは雑食で野菜、ジャガイモやサツマイモを特に好んで食べますが、果物も好みます。そのため、果物への被害は年々増加傾向にあり、無視できません。
また天井や床下に住み着いていることも問題でしょう。繁殖が高く、あっという間に増えてしまうため、糞尿による臭いや建物を傷めてしまうことで問題となっています。
ハクビシンは鳥獣保護法の対象のため、人に害をもたらしている場合であっても、勝手に駆除はできません。凶暴な性格のため、追い出すのも困難です。法令違反で逮捕される可能性もあるため、ハクビシンにお困りであれば、まずは害獣駆除業者に相談することをおすすめします。
アライグマはラスカルで非常に人気な存在です。しかし、近年その数を増やしており、ペットとして飼うには不向きな性格のため、手に負えなくなることも多々ありました。
アライグマは人に向かって攻撃することもありますが、攻撃することよりも危険なのは感染症のリスクです。アライグマに攻撃されると狂犬病や回虫など、人間につくと死に至る、または重大な異変を起こす感染症になるリスクがあります。
アライグマは田舎などの場合は天井裏に住みつく可能性があるため、非常に危険です。ただし、鳥獣保護法の保護対象となっているため、無闇に駆除することもできません。無理に駆除しようとすると、100万円以下の罰金または懲役になる可能性もあります。そのため、アライグマを見つけた場合は駆除しようとすることは避け、害獣駆除業者に相談しましょう。
アライグマは繁殖力が高く、天井裏に住み着かれてしまった場合、放置しているとその数がどんどん増えてしまいます。放置すると、被害が拡大し、最悪の場合、天井が落ちてしまう可能性も。そのような事態になる前の対処をおすすめします。
イタチは見た目が小柄で、細長く、オコジョのような見た目から可愛らしいとも言われることがあるでしょう。ただし、凶暴な性格をしており、かつ非常にすばしっこいため、大の大人であってもケガをしてしまう可能性があります。
イタチは他の害獣と大きな違いとして臭腺から他の動物と比べても強い臭いを発することがあるでしょう。アライグマやハクビシンのように天井に住みつく可能性がありますが、他の動物と比べても強い臭いで、お困りの人は少なくありません。
同じ場所を繰り返しトイレとして使う習性があるため、特定の一箇所の劣化を促してしまいます。ひどい場合は天井に染みができる、天井が落ちてしまうというようなことも考えられるでしょう。そのような事態になると、駆除にかかる費用が高額になる他、住宅としての価値にも影響を与えかねません。被害が拡大する前に対処することをおすすめします。
イタチの予防策としては臭いと侵入口をふさいでしまうことが効果的です。イタチは自身も強い臭いを発しますが、同時に強い嗅覚を持っています。そのため、害虫の忌避剤や漂白剤などの臭いに敏感で、そのような家に近づくのを好みません。また侵入口を金網でふさいでしまうことも効果的でしょう。
この記事ではネズミやハクビシン、アライグマ、イタチの被害事例と対処法について解説してきました。
これらの動物は習性に違いがあれど、被害の内容は共通点も多いことが特徴です。また鳥獣保護法の対象になっているものも多く、個人で対処するのは難しいため避けましょう。
これらの生き物の被害にお悩みであれば、早めに相談することをおすすめします。